【宝島台湾帖】~台湾の今を知る~ Part.2「食」後編
まだまだあります! 台湾のうまいもの!
「2026年日台野球国際交流試合」が2月27、28日に台湾・台北で開催された。日本ハムが台湾代表チーム、台湾プロ野球(CPBL)の強豪・味全ドラゴンズと対戦するとあって、道新スポーツデジタルは昨年に続いて現地取材を敢行した。台湾と日本は歴史的なつながりが深く、その背景を知ることで、現地での体験はより印象深いものになると感じた。【宝島台湾帖】では、多くの人が知りたい、体験したい情報に加え、現地の知人から得た情報をもとに実際に足を運んだ取材内容を紹介。隔週で6回にわたってお届けする。
第2回のテーマは「食」。歴史的な台湾料理を紹介する。今回はその後編。
次回の第3回は「観光地」前編をお届けする。
日本は食材が豊富で、おいしい野菜や肉、魚、穀物は世界で評価されている。台湾の食材も日本に引けを取らない。適度に高温多湿な環境と誠実な育成方法がそうさせているのであろう。特に感動したのは鶏肉だ。日本と比較して、伝えやすいのはケンタッキーフライドチキン。肉本来の味、肉質、食感、日本の鶏との違いは食べて初めて理解できるものであった。
※文中の読み方は現地での発声表記
【砂鍋雞湯】(シャ グォ ジィ タン)
そんな鶏肉料理で今回紹介したいのは〝砂鍋雞湯〟。鶏の土鍋スープだ。老母鶏(ラオ ム ジィ)という産卵を終えた高齢の雌鶏を食肉用にしたもので、身は硬めだが、強い旨味と濃厚なだしが取れる鶏だ。土鍋を強火で10時間以上煮込み、土鶏(平飼いの鶏)、金華ハム、干し貝柱、豚足などを加えてさらに煮込むことで、黄金色でコクのある濃厚スープに仕上がる。
口に運ぶとスープの旨味と香りが一瞬で口内に広がり、手間暇かけられた高級なスープと瞬時に理解できる。コラーゲンもたっぷりで旨味が非常に強く、大胆かつ繊細な味だ。一切飽きを感じさせず、一口一口大切に飲みたいと思える一品であった。
今回は台北市内にある〝驥園川菜餐廳〟(ジィ ユゥェン チュァン ティン)にお邪魔した。このお店は台湾国内で砂鍋雞湯の超人気店で、事前に予約をしないと絶対に入れないのだが、現地の友人が事前に予約をしてくれたおかげで今回は利用できた。
【牛肉麺】(ニョウ ロゥ ミェン)
