【一問一答】北山亘基 侍〝新パフォ〟考案「僕の大役はこれで果たせた(笑)」 WBC本番は投球で
試合前練習を終えた北山=撮影・宮永春希
■WBC強化試合 日本代表5-4阪神(3月3日、京セラドーム大阪)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本ハムの北山亘基投手(26)が3日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(31)らから課されていた新パフォーマンス考案のミッションを遂行した。前日2日、「お茶ポーズ」に〝ダメ出し〟を受けたため、改訂版の「お茶たてポーズ」を提案。阪神との強化試合で先制アーチを放った鈴木誠也が早速、披露し、ベンチを大いに盛り上げた。
これにはチームメートの伊藤大海投手(28)も「野球より緊張していましたね(笑)。しっかり考えられているなって。いいもの見させてもらいました」と絶賛。試合後、報道陣の取材に応じた北山の一問一答は以下の通り。
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―ゲーム登板はないが、2日連続で円陣の声出し役に任命された。きのうからきょうにかけての過程はどのようなものだったか
「きのうはお茶の作法みたいな感じで、お茶を回して飲むっていうことをやったんですけど。ちょっと時間の兼ね合いというか、塁上でなかなか時間がないので、もうちょっと手短な方がいいなっていう話に。きのう食事会場で大谷さんとか鈴木さんとか、あと村上とかと一緒に座る機会があって、そういう話になって。もう一回考えてみようっていうので、お茶をたてるしぐさにして、お茶をたてるって漢字にしたら、1点2点の点数と同じ『点』っていう漢字になるので、『点(た)てる』、『点取る』みたいな感じで、いいんじゃないかなっていうのと。あとは、お茶をこうたてるしぐさも、ダイヤモンドをかき回していくようなしぐさに似てる。それも含めて、ダイヤモンドをかき回して、お茶たてて点取っていきましょうみたいな感じで、それでいこうっていうので決まりました」
―いきなり鈴木選手に一発が出て、ポーズを披露してくれた
「最初は鈴木さんと大谷さんに(ポーズをつくってほしいと)言われたので、鈴木さんが打ってくれて、最初にやってくれたので。そこからきょう、みんなやってくれたと思うので。ちょっと自分の役割をなんとか全うできたかなと安心しました」
一回2死、先制本塁打を放ち、お茶をたてるような新「抹茶セレブレーション」をしながらダイヤモンドを回る鈴木
―SNSなどに動画が上がっているが、反響はあったか
「なんか朝、テレビつけたら僕が出てて(笑)。本来はピッチングで目立たないといけないので、なんとも言えないんですけど、こうやって任命してもらったのもうれしいですし、これできょう、みんなたくさんやってくれたんで、これをきっかけにチームが勢い付いたらうれしいなと思います」
―京都出身というところで、やはりお茶へのこだわりがあるのか
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「世界と戦うので、日本の文化がいいかなと思ったんで、それこそ忍者とか侍とか相撲とか、めっちゃ考えたんですけど、京都、抹茶ってあるじゃないですか。あと、大谷さんもお茶のCMされてたので、それでピンときてお茶にしました」
―本業のことを聞く。これで強化試合が終わり、本戦に入っていくが、自身の役割をどう考えているか
「今回、第2先発から中継ぎから、ちょっと幅広い起用になってくるかなっていう予想はしてるので、前回はイニングまたいで登板しましたけど、これから本戦が始まって、展開によっても変わってくると思います。練習の中ではかなり状態も上がってきてるので、いい形で入れるんじゃないかなと思うので、しっかり気持ちも高めてやっていきたいなと思います」
試合前練習中、キャッチボールを行う北山
―セレブレーションを一つ生み出したことで、チームの結束なども深まってきたと思うか
「前に立ってセレブレーションを決めた以上は、ピッチングでも先頭に立っていかないとという自覚があります。楽しいことをしに来たわけじゃないんで、しっかり試合で活躍できるようにっていう意味でも気は引き締まったかなと思います」
―きょうのお茶たてポーズに関して、大谷選手からの評価は
「せっかく考えてくれたし、これいい、理由も含めて。なんか後付けじゃない?みたいに言われたんですけど、ちゃんと考たんで。僕もきのう考えてピンと来てこれだと思ったんで。早くできますし。食事会場でも一緒になって、(席に)着いたら、もう大谷さんたちが食べられてて、こっち来い!みたいな感じで言われて、その話になって。いろいろ相談しながら、そうなりました」
―昨夜はどのくらいしゃべっていたのか
「僕が食べ終わるぐらいまでだったので、結構、長い間しゃべっていました」
―お茶をたてるというのが点数の点というのは、知識の中で、もともとあったのか
「もうめちゃくちゃ僕、調べまくってたので。もともとお茶を飲む時点で、それはもう候補の一つではあったんですけど。手短にって言われたんで、もうそっちでやって、ベンチの人が飲めばいいかなみたいな感じで思ったので。それはもうおのおの自由にやってもらえたら。僕の大役はこれで果たせたので(笑)。ちょっと違う重責だったので。それからは解放されて、ここからピッチングに専念できるかなと思うんで、なんとかホッとはしてます」
―調べるというのはどういう媒体で調べたのか
「いやもう媒体っていうか、もう携帯じゃないですか。スマホで、もうネットでめちゃくちゃ調べて、日本の伝統文化から全部調べて。漫画のポーズだったり、アニメのポーズだったり、なんかもう、いろいろ調べたんですけど、だいたいありきたりだったりとか、もうすでにほかのアスリートがやってたりしたんで。それも含めていっぱい考えて、お茶やってる人いないなと思って、そこに行き着きました」
一回2死、鈴木に先制本塁打が飛び出し、お茶をたてるような新「抹茶セレブレーション」で喜ぶ侍ジャパンベンチ
―食事会場で一緒になったのは、きのうの夜の話か
「きのうの夜ですね」
―ピンと来たというのは、あとでか。食事会場でまとまったのか
「もう食事会場の前に、自分で部屋でお茶をたてるでいこうと思って、言って、持っていって、まだお茶かよみたいな感じで。いやもう抜けられないのでお茶からは。お茶関連で、お茶たてる、自分の中で点っていう漢字はもう分かっていたので、そこから点取れる、点取る、あとお茶たてるこのしぐさもダイヤモンドかき回していくようなっていう連想というか。食事会場に行ったら、横来い!みたいな感じだったので、そこで言ったら、まだお茶かよみたいな。でも、面白いねみたいに言ってもらって、はい、それできょうに至りました」
―きのうの試合後もずっと考えていたか
「あ、そうですね。ここ2、3日、寝れてないっす(笑)」
―きょうはゆっくり寝られるか
「きょうは爆睡できますね。なんか本当に試合より緊張しました。円陣なんてピッチャー入ることないですし。でも、すごいありがたい機会ですし、まあこれは自分のプレーにもつなげたいなとは思います」