福島蓮 いよいよ今季初実戦へ 同学年の達孝太に負けたくない2つの数字「急に(ビッグ)マウスになってしまった(笑)」
鎌ケ谷でカビーと写真を撮る福島=撮影・近藤裕介
待ってました! ここから巻き返しだ!
日本ハムの福島蓮投手(22)が、4日の千葉商科大戦(2軍練習試合、鎌ケ谷)で今季初の実戦登板を迎える見込みとなった。コンディション不良で出遅れたが、すでに春季キャンプではライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、2日にはブルペンで148キロをマーク。着実に状態を上げてきている。
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再びコンディションを悪化させないため、焦りは禁物だった。それでも、実戦で次々にアピールする先発投手陣が気になった。台湾で登板した細野、金村らの投球も映像でチェック。「もちろん、見ていました。みんな、えぐいですね、マジで。みんな良い。キャンプ中もそうですけど、みんなが投げているのを見たら、本当に投げたくなりますね」と、試合のマウンドに上がる瞬間を待ち望んでいる。
ブルペンで投球練習をする福島
リスペクトとライバル心が共存
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ローテーションを争う投手の一人に、すでに開幕3戦目の先発が内定している同学年の達がいる。ともに高卒で入団し、同じ先発タイプの長身右腕。比較されることも多いが「いやーもう、彼(達)がすごいのは分かっているのでね。ライバル視はしていないですよ。すごいですもん、だって。ライバルという感じじゃなくて、彼の陰で、こそこそやります(笑)」と、いったんは控えめに意気込んだ。
ただ、福島は2つの項目を挙げ、達に「勝ちたい」と言い切った。1つ目は、直球の平均球速。「平均球速では勝ちたいですね。イニングが少ないですけど、去年1軍では150.3キロで、(先発投手陣の中で)1位だった。平均球速は、チーム1位でありたい」と球速へのこだわりをにじませた。
2つ目は、奪三振数。「欲を言うと、三振も勝ちたいです。三振も勝ちたい。三振、取りたいじゃないですか。そりゃあ、本当に欲を言ったら、全部勝ちたいですよ。でも、平均球速と三振は勝ちたい。平均球速は150キロには乗せておきたいですね。三振はイニング分、取って。急に(ビッグ)マウスになってしまった(笑)。僕は現実を見るのがモットーなのに」。最後は冗談めかしながらも、投手としてのプライドをのぞかせた。

激しい先発ローテ争い
福島と達、そしてほかの豊富な投手陣が高いレベルで競い合えば、自然と優勝が近づいてくる。開幕まで残り1カ月を切ったが、新たな背番号を背負う22歳が遅れを取り戻す時間は、まだ十分残されている。
ブルペン投球後に藤森(右)と話をする福島