MF堀米勇輝 「攻守のリンクマンとして」札幌デビューを白星で飾る 8日開幕いわき戦
ミニゲームでパスを出すMF堀米勇=撮影・十島功
【コンサドーレ熊本キャンプ】
■2月7日、熊本・大津町運動公園球技場
新生コンサが、その一歩を踏み出す。北海道コンサドーレ札幌は、8日にJ2いわきとの明治安田J2・J3百年構想リーグ開幕戦(ハワスタ)を迎える。開幕を前日に控えたこの日は、ミニゲームやセットプレー練習で汗を流した。新加入のMF堀米勇輝(33)は、川井健太新監督(44)と共に新たなスタートを切る。
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新たなチームでの大事なスタート
いよいよ、新天地での戦いが始まる。J1昇格を逃した昨季の悔しさはチーム全体に漂う。このハーフシーズンを経て、来季に向けた〝豹変〟が必要だ。そのスタートを前にした堀米勇の表情は、自然と引き締まっていた。「新しいチームで大事なスタートなので、出られるならばしっかり責任を持ってプレーをしたいなと思います」。
攻撃練習に臨むMF堀米勇
みたび、共闘する。川井監督の山形コーチ時代、鳥栖監督時代にプレーしており、川井サッカーを体現できる存在だ。沖縄、熊本でのキャンプを経て、チームにも戦術が浸透しつつあるが、堀米勇は「まだまだ50%ぐらいだと思います」と言い切る。「自分も(川井監督の下でプレーするのは)1年半のブランクもあるので、もっともっと頭も体も動かせるようにしなきゃいけない」。
戦術の浸透度を高めていくためには 「チームの潤滑油となれるように」
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残りの50%を埋めていくためにも「試合も練習も常に100%で出し切ることが大事だと思いますし、その中で得られるものしかないと思うので、そういう意識でやっていけたら」。現に、皆がロンド(パス回し)から激しいプレスを行うなど練習強度は高く、「集中!」といった声は常に上がっている。J1昇格を掲げながら12位と沈んだチームは、確実に変化の真っ最中だ。
この日の攻撃練習では、1日に行われた大分とのプレシーズンマッチ同様、トップ下に位置した堀米勇。「攻守のリンクマンとして、しっかりチームの潤滑油となれるようにやりたい」。練習中もしっかりとゴールネットを揺らすなど、コンディションは上々のようだ。
攻撃練習でシュートを放つMF堀米勇(右)
長期キャンプ中に仲間の特長を把握
33歳で初めて札幌のユニホームに袖を通した。若い選手が多いチームに飛び込む難しさもあるだろうが、背番号13にとって札幌は8クラブ目と、その経験は豊富。思考もシンプルで「サッカーに真摯に取り組むことしか考えていないです」。一切手を抜くことなく、日々の練習に全力で取り組むことが、チームにいち早く溶け込む秘訣だった。
さらに、他チームよりキャンプが長いこともプラスに働いた。「ずっと一緒に生活していく中で、いろんな選手の特長もわかってきましたし、だいぶ馴染んできていると思います」。
高いテクニックで攻撃のタクトを振るい、前線からの守備も惜しまない。そんな川井監督の〝秘蔵っ子〟が、初陣の白星へ導く。
5対2のパス回しでボールを追いかけるMF堀米勇(左)
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