10年ぶり復帰のMF堀米悠斗「チームをもう一度上げたい」
激しくボールを奪いに行くMF堀米悠(右)=撮影・西川薫
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月15日、沖縄・金武町陸上競技場
16日に浦和と対外試合を予定
翌日に浦和との今季初の対外試合を控え、午前に1部練習が行われた。狭いエリアで3対3のバトルや、練習生を含む3グループに分けてフルコートで11対11を3本行った。10シーズンぶりに復帰した道産子・堀米悠斗(31)は左ボランチでプレー。昨季までのプロ12年間で札幌と新潟で10人の監督から指導を受け、前回在籍時とは年齢もキャリアも重ねて、大きく成長して帰ってきた。
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もう一度、J1へ―。2016年の昇格を知る背番号31が帰ってきた。「ピッチもそうだし、ホテルも変わらずなので懐かしい思いはありますけど、チームメート自体はかなり初めての選手が多いので、新しいチームに来たような感覚も半分ぐらいはあります」。10年前と同じように、精力的に汗を流している。

背番号は考えた末、慣れ親しんだ番号に
背番号は札幌2年目と新潟1年目を除き、ずっと31番。「若い番号はほとんど空いてなかったですし、誰かの番号を譲ってもらってまで、というこだわりはなかったので、空いてる番号を教えてもらってどうしようかなって感じですね。31なのか新しい自分を作るために全く新しい番号にチャレンジするのか、って迷いましたけど、しっくりくるのが31かなと」。家族とも相談した上で、慣れ親しんだ番号に落ち着いた。
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札幌への復帰を決意した理由は…
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昨オフ、新潟を契約満了。札幌以外の選択肢は頭になかった。「もちろん新潟は今でも特別な地だと思ってますし、契約満了という形で出ることになったのは残念でしたけど、次にプレーするとしたら自分の中では札幌かなと。自分の出方も含めていろんな意見があるのは分かった上で、J2で苦しんでいたチームをもう一度(J1に)上げたいっていう思い。親、家族もいるし(札幌から)出ていった当時も『最後は必ず札幌に戻ってきて、もう一回プレー見せてね』って応援してくれてたサポーターの方もいたし、一番にまずは可能性があるなら、ここでやりたい」。過去のことは全て飲み込み、原点ともいえる札幌への復帰を決意した。

プレースタイルに変化も
背番号は同じだが、堀米悠自身は9年間を経て大きく変わった。まずはプレースタイルだ。「昔いた時もボランチやってましたし、サイドもやってましたけど、どちらかというとサイドで何も気にせずガンガン前に突っ込んでいくのがスタイルだった。今はちょっとスピードを落としながら、周りと関わりながらのプレースタイルにちょっとずつ変化してきた。今、ボランチでやらせてもらってますけど、前への推進力を求められていると感じますし、プレーの連続性も監督から求められている。今は前に前に、という意識を植え付けてるところなので、そっちを強く意識してます」。指揮官の描くサッカースタイルで、自らが輝くプレーを模索中だ。
いろいろな監督から指導を受けて、1人の人間としても成長した。札幌ではバルバリッチ、さらに今季からJ2大分で指揮を執る四方田修平氏、新潟では9年間で延べ8人の監督の下でプレーした。「(影響を受けたのは)四方田さんは3本の指に入るかな。アルベルト監督と松橋力蔵監督は、人間性の部分でも非常に学ぶべき点が多かった。あとはとにかく謙虚でいること。裏方のスタッフさんに対しても、しっかりあいさつして感謝の気持ちをその都度伝える。ホテルの従業員に対してもそうですし、サッカー選手である前に人としての部分はすごく大事」と力を込めた。

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〝再デビュー戦〟の相手は昨季J1で7位の強豪・浦和。「自分のことだけになりすぎず、周りをしっかり動かす。チーム全員がうまく回るように、そこの声は常に出し続けて、本当にみんなが気持ちよくプレーできるように、迷わずプレスに行けるように背中を押してあげられるようなコーチングっていうのはできるかな」。格上撃破で、開幕戦へ気勢を上げる。