達孝太 お世話になった寅威さんの目の前で達成したい目標とは 「僕の成長のための…(笑)」
春季キャンプでキャッチボールする達
打席に立つ機会は今年限り
日本ハムの達孝太投手(21)が、〝珍目標〟を掲げた。来季からセ・リーグにDH制が導入されるため、交流戦でパ・リーグの投手が打席に立つ機会は、基本的には今季限り。「今年しかチャンスがないので、交流戦でプロ初ヒット、打ちたいです」と打撃での活躍に意欲を見せた。
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思い出の多いたつとらバッテリー
狙いは、甲子園で行われる阪神戦。昨季までチームメートだった伏見が所属しており、「(伏見)寅威さんの目の前で打ちたいです」と笑った。先輩捕手とはバッテリーを組んでプロ初完投勝利を挙げ、デビューから全試合先発で7連勝というNPB記録を樹立するなど、思い出が多い。配球、マウンドでの考え方など、プロとして役立つ知識をたくさん教えてくれた恩人でもある。〝たつとら〟の愛称でファンからも親しまれた。
25年6月29日の西武戦でプロ初完投勝利を挙げ、抱き合って喜ぶ達(左)と伏見
伏見の移籍が決まってからも交流は続き、1月には一緒に食事に行った。「野球の話もしましたけど、そんな大した話はしてないですよ。タイガースとファイターズとの違いとか、そんな近況報告と、あけましておめでとう、みたいな感じでした」。たわいもない会話を楽しみ、互いにモチベーションを高め合った。
甲子園での対戦時は「次の球種…」
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すでに、打者として捕手・伏見との対戦を想定している。「甲子園で、バッターボックスに入りながら、あいさつして。キャッチャーミットにバットを当てたら、打撃妨害で出塁できますね(笑)。『真っすぐ』とか、次の球種を教えてもらいたいです」と冗談を飛ばした。
対戦するためには巡り合わせの運も必要だが、運を引き寄せるためにできることがある。「寅威さんが(試合に)出てくれないといけないし、僕も投げないといけないので、しっかりローテーションを守っていきたい」と力を込める。
25年6月17日の巨人戦ではプロ初打席を含む3打席に立ち、3三振に終わった
「ヒットぐらいなら許します笑」
今キャンプでも、8日に阪神との練習試合が組まれており、登板の可能性もある。「(伏見と)対戦できればうれしいです。ランナーがいなかったら、ヒットぐらいなら打たせてあげようかな。足が遅いので、盗塁はないので、ヒットぐらいなら許します(笑)。インコースのシュートを今、練習しているので、投げようかな。寅威さんは僕にたぶん、成長してほしいと思っていると思うので、僕の成長のためのバッターになってもらおうかな(笑)。チャレンジしているところを、温かく見守ってほしいです」。達らしい言葉の節々に、恩ある先輩への愛がこもっていた。
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25年のFフェストークショー前に笑顔の達(左)と伏見