レバンガ 昨季王者・宇都宮との首位攻防戦を1勝1敗 延長負けで3位後退もPO進出圏内キープ
延長戦2分すぎ、2点シュートを決めるSG富永=撮影・東倫太朗
■B1リーグ第19節最終日(1月25日、栃木・ブレックスアリーナ宇都宮)
▽宇都宮108-106レバンガ北海道
富永が26得点も延長戦で競り負け
前日24日の宇都宮戦に勝利してクラブ創設以来初の東地区首位に立ったレバンガだったが、首位攻防第2戦は延長戦の末に惜しくも落とした。2位・千葉Jと勝率では並んだが、総得点の差で下回り、順位を3位に落とした。第1クオーター(Q)からハイスコアゲームを展開。日本代表SG富永啓生(24)がチームトップの26得点をマークしたが、最後は競り負けた。次戦は28日にホームで同地区4位の群馬と対戦する。(※原稿の下部にラモス選手と富永選手のコメント追加)
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延長戦の末、宇都宮に破れて肩を落とすレバンガ北海道の選手たち
昨季完敗した王者に真っ向勝負
5分間の延長戦でいきなり3連続失点して6点のビハインドを背負ったが、富永が2点シュートを3本決めるなど食い下がった。昨季4戦全敗した王者に最後まで真っ向勝負を挑み、アウェー2連戦を1勝1敗で乗り切った。初のチャンピオンシップ(CS)進出へ、収穫の後半戦開幕カードとなった。
一時は最大13点差も第2Qに逆転
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第1Q序盤は警戒していた宇都宮のPFギャビン・エドワーズ(38)を攻守で止めることができず、一時は13点差まで引き離されたが、PFケビン・ジョーンズ(36)、PG/SG市場脩斗(22)の3点シュートなどで5点差まで追い上げ、食らいついた。
延長戦開始直後、宇都宮にターンオーバーを許すSG/SFラモス(中央)
第2Qに入ると、富永が攻撃の圧力を加速させた。自陣でボールを持つと、そのまま相手ペイントエリアまでドリブルで持ちこみ、ファウルを受けながら2点を決め、フリースローもきっちりと沈めた。その後、3連続失点などで再び引き離されかけたが、富永が右サイドから持ちこみ技ありのフックシュートを決めるなど流れを渡さない。そして第2Q残り4分でSG盛實海翔(28)の3点シュートでついに逆転に成功。前半はチーム全体の3点シュートは宇都宮が22本中6本成功に対して、レバンガは8本中3本に留まったが、ペイントエリア内からの得点で大きく上回り、7点のリードを奪って折り返した。
後半は速攻&3点を封じられて失速
第3Qに入ると、再び一進一退の行き詰まる攻防を展開。前半だけで17得点を稼ぎ出した速攻からの得点は、後半は5得点に抑え込まれた。さらに富永得意の3点シュートはわずか2本、全体でも8本に抑え込まれた。逆に宇都宮はPG/SGニュービルが一人で7本成功。全体ではレバンガのほぼ2倍の15本を決められた。宇都宮と次の対戦は3月で、今度はホームで2連戦が待ち構える。今回の2連戦で浮き彫りになった課題や収穫を土台に勢いはこのまま維持し、次こそは王者を2連勝で雪辱する。
■SG/SFドワイト・ラモス(27)
「総合的には良い試合だったと思っています。出だしは自分たちの理想とする内容ではありませんでしたが、そこからハーフタイムまでにチームとしてカムバックすることができました。ただ、ブレックスは素晴らしいチームなので、後半は再び彼らがカムバックし、オーバータイムまで競った戦いをしましたが、最後の最後であと1歩足りなかったかなと思います。今日のような競った試合では、たとえばレフリーのコールで試合が左右されるということはなく、自分たちが攻守で安定してプレーを遂行しなければならないと思います。オフェンスであれば、良いシュートで終えることが重要ですし、オーバータイムは自分たちにいくつかターンオーバーがありましたが、競っている試合の時こそミスのないプレーをする必要があると思います。(立ち直る力は)このチームがここに来るまでに、これまでにしっかりと積み重ねてきたものではあると思います。今シーズンはようやくチャンピオンシップ進出を争うレースに絡む状況までになってきましたが、チームとして互いを信じて、今日は特に後半に相手の流れの時間が多かったと思いますが、難しい状況でも絶対に諦めずに、引き続きチームで最後まで戦っていきたいです。現在、チームが地区の首位争いをしている中で、特に強豪クラブ相手にどれだけチームが自信を持って戦えるか、というところですが、今はチームとして自信を持ってプレーできています。既にリーグのトップクラスのチームとの対戦で、競った戦いや勝つことができています。現時点で24勝していますが、引き続きチームが互いを信じて、自信を持って、プレーし続けるだけだと思います。(キャプテンの存在について)彼の豊富な経験がチームにもたらしてくれるものが大きいと思っています。ジョーンズ選手は、日本も含めて、世界中多くの素晴らしいチームでのプレー経験があります。そして、プレーだけではなく、言葉も含めたリーダーシップでもチームを牽引してくれています。試合前なども、チームに言葉でも語りかけてくれますし、常に安定したリーダーとしての彼の存在が大きいと感じています」
■SG富永啓生(24)
「(ラスト1分の交代は)出ようとしたのですが、接触による鼻からの出血が治まらなくて、出ることができませんでした。自分たちらしい、最後の最後まで諦めない姿は見せることができたのではないかと思います。最終Qで一時8点のビハインドを負った状況から、最後にオーバータイムまでもっていけたことは、チームにとって自信として捉えても良いのではないかと思います。(前日との相手の戦い方の違い)特にオフェンスリバウンドの部分で昨日よりもアグレッシブにきていたと思いますし、攻守での一人一人のプレーの強度も高く、今日は絶対に負けられないという気持ちで来ていたと思います。(追いつけた要因は)リードされた時にチームとしてあまり焦りすぎることなくプレーできていましたし、最後の最後まで、自分たちのバスケットができれば追いつけると信じてプレーできているので、そういった部分がどれだけリードされても追いつける要因だと思います。ブレックスは昨季の優勝チームであり、ずっとリーグのトップでやってきたチームですし、経験豊富な選手も多く、会場の熱量も凄かったですし、そういったチームに一つ勝利できたこと、そして、2試合通してしっかりと競った試合ができたことは自信として捉えて良いと思います。ここがB.LEAGUEで戦う上でのスタンダードだと思うので、もっと自分たちを磨いて、こういった強豪チームに2連勝できるようにチームとしてレベルアップしていきたいです」
延長戦1分すぎ、自陣ゴールを懸命に守るレバンガ北海道の選手たち
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