藤田大清 西川愛也との自主トレは収穫大「自分がやりたかったことを教えてくれる。同じ道の先にいる感じ」
練習後、取材に応じる藤田大=撮影・小田岳史
念願かなった先輩との合同自主トレ
日本ハムの藤田大清外野手(21)は5日から約1週間、初めて西武の西川愛也外野手(26)と合同自主トレを行った。2人は埼玉・花咲徳栄高出身で、昨年中に後輩の藤田から依頼し、快諾をもらっていた。昨季、ゴールデングラブ賞を受賞するなど主力として活躍した先輩から貴重な助言を受け、大きな収穫を手にした。
2025年9月15日、日本ハム戦で本塁打を放った西武・西川=共同
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一流の練習は、やはりハードだった。「一番の印象は、やっぱり練習するなと思いました。バッティングの振る量は、(普段の)2倍はあったかもしれないです。手が痛くなりました。ただ、量をやればうまくなるという考え方ではなく、その量の中でも一球一球、考えてやっているんだなというのが伝わってくる練習でした」と強烈な刺激を受けた。
メリハリの効いた練習が〝西川流〟だ。「ちゃんとするところはするけど、自由なところはめっちゃ自由。昼休憩をしてから、ちょっとアップしてバッティングをするんですけど、そこの切り替えで、雰囲気が変わるんです。アップまでは楽しくしゃべりながらやるんですけど、実際に打ち始めたら、空気が引き締まる。何かピリッとする。やる時はやる、抜く時は抜く。そういう雰囲気を感じました」と振り返る。

目からウロコの助言が続々
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技術面のアドバイスは、まさに求めていたものだった。「自分は何も言っていないのに、自分がやりたかったことを教えてくれる印象でした。自分が今まで課題にしていて、理想はなんとなくあるけど、たどり着けないなというところを、愛也さんは分かっていて、パッと簡単に教えてくれた。右投げ左打ちで同じようなタイプですし、同じ道の先にいる感じがしました」と尊敬のまなざしを向けた。
先輩からの金言で、目指す方向がより具体性を増した。「バッティングだったら、一番はタイミング。自分は引っ張るのが苦手なんですけど、引っ張れないのはフォームよりも、まずはタイミングの問題だと言われました。自分もタイミングは大事にしていたんですけど、もっと早くと言われて。タイミングが一番大事で、そこがしっかり合うことが全ての必要条件。まだ全然、自分の技術ではできないんですけど、そこができるようになったら、自分がやりたかったことができるようになってくるんじゃないかなと思いました」
1軍で活躍する選手の思考にも触れ、心に刻んだ。「考え方の面になるんですけど、『人と違うことをやらないと、人と違う結果にはならない。(2月に)キャンプが始まるんだったら、今、人よりやるべきだし、人より集中してやらないといけない』と言われて、印象に残りました。活躍できる人は、そういうふうに考えているんだなと思いました」

プロ4年目を飛躍のシーズンに
現在は一度、拠点を鎌ケ谷に戻し、1人で自主トレを行っているが、23、24日には再び西川と汗を流す予定だ。「まだ聞けていないことが、打席での考え方と、長いシーズンを乗り越えるためのコンディショニング。ちょっと時間が空くので、自分が今年のシーズンで必要になりそうなことを想像して、また聞きたいことを考えて、練習に参加できたら良いなと思います」と頭を働かせている。
支配下昇格、1軍デビューへ、今季は目安を定めた。「自分の結果を変えるには、極端に変えないといけない。自分は数字を気にしないですけど、数字で言うなら、まずはファームで3割。支配下、1軍で見たいなと思わせるためには、そのぐらい結果的に数字が出ていたらいいと思うので、そこを目指すわけではないですけど、そのぐらい打てたら良いなと思います」。西川との時間を価値あるものにするために、変化を恐れず進化する。
