斎藤友貴哉 ファンに届ける限界突破165キロ 侍入りも熱望「可能性は1%もないかもしれないけど―」
ブルペンで投球練習後、スパイクを履き替える斎藤=撮影・桜田史宏
3大目標を掲げ例年より早く投球練習
日本ハムの斎藤友貴哉投手(31)が11日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でブルペン入りし、19球を投げた。今年は、例年より早く投球練習を開始。クローザー奪取、165キロ到達、WBC日本代表入りの3大目標を胸に刻み、動き出している。
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球場に来てくれるファンのために
年が明けてから今回が3度目のブルペン入り。球速は測っていなかったが「体感140キロぐらい」と出力を抑えながら投げ込んだ。狙いは明確で「去年は体の回旋がうまくいかず、腕がついてこなかったので、それを課題にしてやっています。球数は少なくてもいいので、傾斜の感覚をどんどん入れて合わせていきたい」と見通しを口にした。

最大の魅力は、球場がどよめく160キロの直球だ。しかし、現状に満足はしていない。強気に限界突破を見据え「165キロですね、今年は。160はもう出しているので通過点にしたい。エスコンに来られるファンの方にも165という数字を見てもらいたいです。盛り上がりをつくりたいですし、お土産を持って帰ってほしい。そこは野球選手として自分がみなさんに見せられるところかなと思う。球場に見に来てほしい」と熱く訴えた。
高次元の出力を生み出すためには
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取り組むポイントはある程度、見えている。高次元の出力を生み出すために強じんな肉体が必要で「体のエンジンをでかくしないといけない」と表現。ウエートトレーニングの強度を上げ、瞬発系のトレーニングと並行しながら体をつくり直す。
昨季終盤、柳川の負傷離脱もあって、抑えを担当。CSでも圧巻の投球を見せつけた。やりがいも責任もある重要な役回りに照準を合わせており「そこは狙いどころではあります。柳川、(田中)正義もそうですけど、(候補は)もっとたくさんいると思う。リリーフピッチャーのあこがれのポジション。虎視眈々といきたい」と力を込めた。

昨年3月は初めての侍入りで感動
2026年はもう一つ、かなえたい望みがある。昨年3月に初めて侍ジャパン入りし、強化試合のオランダ戦でデビューした。これが転機になり「ジャパンのユニホームを人生で初めて着て、すごく感動するものがありました。練習試合とはいえ、すごい緊張感の中で野球をやれた。またジャパンのユニホームを着て野球をやりたい。そこは一つ自分の目標であり、夢」と明かした。今年3月のWBCで指揮を執る井端監督からまだ連絡はない。もちろん、狭き門だとわきまえている。「可能性は1%もないかもしれないですけど、頑張りたい。1月、2月と練習した先に見えてくると思う」。大けがも乗り越えた遅咲きの剛腕は、最後の最後まであきらめない。
ブルペンで投球練習後、ボールを受けた梅林(右)と話し込む斎藤
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