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2025/12/07 20:55 NEW

斎藤友貴哉、山崎福也、野村佑希、山県秀が「パテレアワード」受賞 剛球右腕の〝バラエティー力〟をナンチャン絶賛「逸材が現れた」

ウッチャンナンチャンの南原さん(左)から記念の盾を受け取る斎藤=撮影・近藤裕介

つかみはOK…のはずがまさかのダメ出し

 日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が7日、東京都内で「パテレアワード2025 supported by プロ野球ファンスターズリーグ」に出席し、圧倒的な〝バラエティー力〟を発揮して会場を席巻した。

トークで会場を盛り上げる斎藤

 

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 最初のあいさつから、もう独壇場だ。「皆さん、こんにちは。北海道日本ハムファイターズ、〝行くだけ〟友貴哉です。お願いします」と定番のフレーズで笑いを誘う。MCを務めたお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆さんからは「語尾がいつも分かりづらいんですよ。ごにょごにょしているので。社会人なんだから」と、いきなりやり直しを命じられた。

 「すみません、斎藤友貴哉です。北海道日本ハムファイターズ、斎藤友貴哉です。皆さん、きょうは…」「もういいよ!」。独特なリズムで話す斎藤友貴哉ワールドに、レジェンド芸人が鋭いツッコミを入れ、一気に場が和んだ。

緊張して…普通そうなりますか?

 斎藤は2025年にパ・リーグTVで配信された全てのヒーローインタビュー動画の中から、ベストな動画に贈られる「ベストお立ち台大賞」を受賞。「緊張して、足がしびれています、正直。本当に、きょうは皆さんに出会えて良かったです。正直、(ヒーローインタビューは)あんまり覚えていなくて、野球をやるより緊張します。今、その緊張感で、ここに立っています。(お立ち台に上がる前に話すことを)考えて行くんですけど、だいたいしゃべれていないです。まず自分を出して、ということが一つのポイントだと思うので、これが自分ということで、パ・リーグ6球団の(ファンの)皆さん、覚えていただいたでしょうか」などとコメントし、再び爆笑を生んだ。

 レイエスと上がったお立ち台について話が及ぶと、MCの五十嵐亮太さんから「なんなら、レイエス選手の方がちゃんとしゃべっている」と指摘され、「自分も、レイエス選手の方が(日本語が)うまいやんってよく言われるので、勉強したいと思います。きょうは日本語の勉強会と言うことで…」。ここまで何度も会場を沸かす右腕に、南原さんは「バラエティーの逸材が現れた!」と感心した。

10月12日 、CS1st 対オリックス、ヒーローインタビューで一緒に拳を上げるレイエス(左)と斎藤

 

孫にメロメロ

 「親戚にいそう大賞」には、チームメートの山県秀が選ばれた。「道民の孫」が愛称となった後輩について、斎藤は「孫って言われているんですけど、ギャップがすごいですね。孫と言われるだけあって、ピアノがすごいんですよ。学力もすごくて、素晴らしい孫だと思います。本当に優しい子で、見た目のまんまで、本当に良い子です。(守備に)本当に安心感があって、孫という感じです」と、笑顔で孫っぷりを紹介した。

 南原さんは、山県との初対面が印象に残ったそうで「エスコンに取材をしに行ったときに、すごい視線を感じて、パッと見たらベンチの前でニッコニコしていて。初対面ですよ? 『こんにちわー』って。思わず小遣いをあげそうになりました(笑)。いつか、横に並んで一緒にスイカを食べたいです(笑)。良い意味でプロ野球選手っぽくない、素朴な感じが良いですよね」と柔らかい人柄を絶賛した。

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