ファイターズ
2025/10/24 17:20 NEW

山県秀 今振り返るあの日のこと 周東への謝罪、新庄監督から届いたDMの内容は

19日のソフトバンク戦、守備の際にソフトバンク・周東と交錯し、倒れる山県(右)

鎌ケ谷の2軍施設でリハビリ中

 日本ハムの山県秀内野手(23)が、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でリハビリに励んでいる。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦で、二盗を狙ったソフトバンクの周東と交錯して左大腿(だいたい)部を挫創。24日はウオーキングを行うなど汗を流し「歩くの問題なしで、階段とかでも歩き始めて。キャッチボールとスイングはしていますね」と笑顔で明かした。

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 無我夢中のプレーだった。盗塁を試みた周東のスパイクが、二塁ベースカバーに入った山県の左膝に直撃。「自分的には打撲だと思ったんですけど…。衝突の痛みだったので。とりあえずアウトだと思ったのでリクエストしようとした時に自分の膝がパッと見えて、傷が見えたんですよ。へっ?と思って、メンタルやられて倒れました」。その場で倒れ込み、担架で運ばれた。

19日のソフトバンク戦、守備の際にソフトバンク・周東(右奥)と交錯する山県(左)

 

周東さんに申し訳ない気持ち

 患部を見て、自分が置かれている状況が分かった。「えぐれているのが見えて。人生で10針くらい縫っているので。頭とかおでことか縫った経験あったので、これは絶対、縫うやつだって。この試合出られないな、終わったと思いました」。周東は治療のためいったんベンチに下がったものの、出場を続け「ぶつかった時、自分の膝が最後走路に入っちゃったので、周東さんに申し訳ない気持ちがありますし、謝っておいてください」と神妙な面持ちで話した。

北山らと食堂で第6戦を見ながら胸中は…

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