【一問一答】斎藤友貴哉 自己最速161キロは「まだまだ通過点。夢与える、でお願いします」
八回、4番手で登板し無失点に抑えた斎藤=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ21回戦 西武4-5日本ハム(9月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が、自己最速を更新する161キロを5度計測した。2点リードの八回からマウンドに上がり、圧巻のピッチングで3者凡退に抑えた。試合後の一問一答は以下の通り。
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―自己最速の161キロを計測した。手応えは
「手応えはそんなにないんですけど、前回(登板7日のオリックス戦で)やられていたので、投げたくてウズウズしていました」

―球速が出た要因は
「体的にも試合間隔も空いてましたし、トレーニング含め…。正直、分からないです(笑)。良いこと言おうとしたんですけど、無理でした」
―表情も気合が入っていた
「気合はめちゃくちゃ入っていたっす。毎日気合は入っているんですけど、前回やられていたので、この1戦大事だなって。この1戦に懸ける思いというか。めちゃくちゃ気合入って緊張もしていたっす」

―球場もざわついていた
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「前も言ったんですけど、ファンの方も160(キロ)とか数字でしか分からない。そこでやっぱり『わーっ』ていうファンもいると思うので、そこが自分の示せるところかな、っていうか、自分の持ち味をファンに届けるところかなと思う。『おおーっ』となるときは自分もうれしかったですね」
―161キロを連発した
「自分主導で攻められましたし、あまり出そうと思っていないんですけど、しっかりバッターに向かって行けた結果かなと思います」
―いつもより指のかかりも良かった
「いつも通りっす。いつも通りなんですけど、外崎さんにもアウトコースいい球行っていましたし、まだまだ通過点ということにしたいっすね。161(キロ)はまだ。目標は165含め。まだ上には上がいるので」

―球速も出て、内容も良かった
「もう最高ですね。球速っていうかはゼロで抑えて後ろにつなげることができたので、それも含めて全国の子どもたちと息子に。パパは速いんだよ、とどんどん(記録を)残していきたいです。全国の子どもたちにもどんどん夢を与えたいです。夢与える、でお願いします」
―今後、抑えは相手打線によって代わりそうだが、そのポジションに対する思いは
「抑えっていうよりは、与えられた場所をゼロで抑えるのが大事。行けってところで、どこでも行くしかないです」