杉浦稔大が指名 幹事・伏見の「北海道会」 新たな候補は「今ちゃんにやらせた方がいいかも」
新たな幹事候補の今川(左)と推薦者の杉浦
どうなる!?どうする!?道産子会
日本ハムの杉浦稔大投手(33)が、チームの道産子選手による「北海道会」の今後の見通しについて語った。
今年の春季キャンプでは千歳生まれの伏見寅威捕手(35)が主催し、第1回の食事会が開かれたが、このオフ、阪神へトレード移籍。メンバー最年長となった帯広出身の右腕は「道産子会は民主主義なので(笑)。多数決の原理で。やりたい人が多ければやるっていう。みんな、やるなら行きますよみたいな感じだと思う」と見解を示した。
阪神入りした伏見
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今春開催の第1回は大盛況のうちに
今年2月、1軍キャンプ地の名護で伏見が幹事となり、北海道にゆかりのある選手と球団職員の片岡さんが集まった。杉浦によると「寅威さんが、やる?みたいな感じで言ってくれて。じゃあ、やりますかと。寅威さんが、俺が全部手配したんだよみたいな感じでした(笑)」。ベテラン女房役の声かけでようやく実現した会は「どこが一番、田舎か選手権」で大盛り上がり。「駅でいうと(玉井の出身地)佐呂間。でも、実際、(伊藤の)鹿部なんじゃないかって。方言でいうと根本(の白老)が一番っていう結論になりました」。地元愛が深まる楽しいひとときとなった。
その日、高卒ルーキーだった渋谷と、北海道愛が強いことで知られる札幌出身の今川は所用で参加できなかった。「アイツはめっちゃ出たがっていました。来なかったですけど、集合写真に今ちゃんの画像を加工する?みたいな感じで一番イジられていました」。〝北海道ポーズ〟で記念撮影をした際には、卒業アルバム風に顔写真を追加することが話題に上がったほどだったという。
第1回食事会を欠席した渋谷㊧と今川㊨
悩ましいのは道民の気質
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このオフは伏見と、旭川育ちの松浦が現役ドラフトで巨人に移籍したものの、根室出身のドラフト5位・藤森(明徳義塾高)と育成1位で江別出身の常谷(北海学園大)が加入。北海道関連の選手はこれまでと同じ9人になった。
まとめ役でもあったベテラン捕手がチームを去り、杉浦は「幹事をできそうな人がいない」と苦笑い。「結局、僕と玉井で決めるしかない。玉井は、やるなら行きますけど…って感じなので。アイツはそれだけなので。(伊藤)大海もやらないだろうし。みんな、やることはやりたいですけど、自分が主導したくないっていう。これが道民性っす(笑)」
「北海道会」に加入する藤森㊧と常谷㊨
〝助言含み〟で推薦
そこで白羽の矢が立ったのが、前回欠席した今川だった。
「また、先に予定を入れているっていうパターンがある。逆に今ちゃんにやらせた方がいいかも。道産子(キャラ)としてやっているんなら、やらないといけないですよね」と指摘。さらに「道産子って張り切りすぎると、みんな引いちゃうので。やる~?って感じで結局、全員来るっていう。今ちゃんが張り切りすぎたら、良くない気がする…。張り切りすぎたら、みんな大丈夫かな。温度差が気になるっすね。事前に、やるからここ空けておけ、より、空いてる? 行けますよ、くらいの方が…」。北海道民の特性を踏まえたアドバイスも忘れなかった。
まさかの特別参戦もあり!?
もう1つ、気がかりな点も挙げた。「あと、ちゃんと盛り上がるのかっていう。去年も結局、寅威さんが先導して、なんだかんだしゃべるのは大海と僕と玉井と寅威さん。意外となんだかんだ盛り上がる。新しい話題を考えて、やれたらいいですね」
キャンプ地・沖縄で開催する場合は、「北海道会」をすでに退会し、「今もう魂は大阪に…」ある伏見を誘うことも検討中。ますます幹事の手腕が問われそうだ。
第1回食事会を盛り上げた(左から)杉浦、伏見、伊藤、玉井
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