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2025/09/06 19:15 NEW

斎藤友貴哉 ブルペン談議は〝不参加〟 代わりにやっていることは

六回に2番手で登板し、無失点に抑えた斎藤=撮影・松本奈央

■パ・リーグ23回戦 日本ハム1-3オリックス(9月6日、京セラドーム大阪)

主導権握って1回3者凡退2K

 日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が同点の六回に2番手で登板し、1回3者凡退2奪三振の快投を見せた。21試合連続無失点と記録を伸ばしたが、チームは敗戦。「すごく自分主導で攻められた」と投球内容に手応えを感じながらも、「でも、チームが負けちゃったので。 次にしっかり準備して臨みたいなと思っています」と次戦に気持ちを切り替えていた。

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どの展開、どの点差でも

 今季の斎藤は、勝ちでも負けでも、どんな点差でも登板する。出番が読みづらく、難しい準備を強いられるが「どの展開、どの点差でもしっかり、100%の準備をする。自分的には、あんまり点差は関係なくマウンドに立つことがベストなので。それで、チームが勝てば最高なので」と力を込めた。

 最速160キロを誇る豪腕のスタンバイは独特だ。リリーフ投手たちは通常、ブルペンで試合展開を見ながら、ときに仲間同士で相談し合って、自分の出番を予測する。しかし、斎藤は違う。「(他の中継ぎ投手は)先発ピッチャーの球数をいろいろ見て、そういう話はしているんですけど、その話の場にはたぶん、自分はあんまりいないんです」。

六回、2番手で登板した斎藤=撮影・井上浩明

 

 あえて、出番の予測はしない。「ある程度、この回かな、とかは思うんですけど、基本的には次いくよと言われたときに、しっかり体を温めて、特に予測はしていないです」。いつ呼ばれてもいいように、集中力を保つ方法は〝ブルペン散歩〟。「ずっと、一人で歩き回っています」。足をリズムよく動かしながら、好投のイメージを膨らませている。

非常時に見せた人間性 先輩も感謝

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