J2札幌が今季の背番号を発表 道産子MF木戸柊摩が「18」に昇格「名前をもっと広めていけたら」
㊧新背番号「18」のユニホーム姿をお披露目したMF木戸㊨昨季限りで引退した深井一希さんも1年目から背負った
深井先輩がプロ1年目から3年間背負った番号
プロ2年目を迎えるJ2北海道コンサドーレ札幌の道産子MF木戸柊摩(23)が、主力としての自覚も新たにチームをけん引する。23年の特別指定選手から昨季まで背負った「31」から、昨季で引退して今季U-18コーチに就任した深井一希さん(30)がプロ1年目から3年間背負った「18」に〝昇格〟した。2月8日に開幕する百年構想リーグでは、得点とアシスト合計で2桁を目標にすると宣言。アカデミー時代の先輩で、同じボランチを主戦場とする〝不屈の男〟の意志を受け継ぐ。
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背中の番号は軽くなったが、その分責任感と周囲からの期待度は一気に増した。深井が昨季まで背負っていた8番でなはく、自ら18番をリクエスト。「コンサドーレの8番はすごく誇りのある番号。そう簡単につけられる番号ではないというのは自分の中でも理解してます。もっと自信を持ってつけたいのはありますけど、18番をつけるのはちょっと前に決めていたので、それは自分から言わせてもらいました。一希くんにはいろいろお世話になったので、今は違う形ですけど、僕の活躍を見てもらえるように頑張りたい」。
キックオフ2026でステージに登壇するMF木戸=撮影・小田岳史
9日に札幌市内で行われたシーズン前イベントでは「目に見える結果を残さないといけない。アシストと得点で2桁」と大勢のサポーターを前に高らかに宣言。高い目標を打ち立てたのは、自らへのゲキでもある。2年の特別指定選手を経て正式加入した1年前のシーズン前イベントでは「特別指定の立場ではなくてプロの一員になる。1年目から多くの試合に絡むことが一番の目標。その中でも目に見える結果を。得点やアシストを積み重ねて、J1昇格に少しでも貢献できるよう頑張っていきたい」と抱負を語っていた。
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宣言通りの飛躍を見せたルーキーイヤー
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その言葉通り、ルーキーイヤーは飛躍的に成長を遂げた。特別指定の2シーズンは、リーグ戦では出番を与えられずルヴァン杯の出場に留まったが、J2の昨季は開幕で初のスタメン起用。6月に初出場した天皇杯2回戦・大分戦では、約30メートルのロングシュートを決めプロ初ゴール。リーグ戦は22試合に出場。J1昇格には届かなかったが、チーム内での存在感は大きく増した。
ミドルシュートは自分の武器
昨季に続きテーマは攻撃。公式戦の得点は天皇杯の1点のみで、その試合はPK負けした。「まだリーグ戦で得点を取れていないので、まずそこの得点を取るという意味では、ミドルシュートはひとつ自分が持っている武器だと思っている。そこは試合を通して狙っていきたいし、もっとゴール前でのプレーを増やしたい」。自慢の右足で、どんどん攻撃参加して勝利に直結するゴールでチームに貢献する。
25年の天皇杯・大分戦で先制ゴールを決める木戸(右)
激しいマークにも当たり負けしないために、キャンプでは強靱なフィジカルを求めて肉体改造に着手する。「肉体的な変化というのは、もっと強化していかなきゃいけない。プロで戦う以上、そこは本当にマストだと思っている。このキャンプに入ってから、ちゃんとフォーカスしていきたい」。体もプレーも一回り大きく成長してシーズンへ向かう覚悟だ。
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札幌の18番は攻撃的選手が背負ってきた番号でもある。深井の前には、吉原宏太(47)や山瀬功治(44)ら日本代表経験者を始め、近年ではチャナティップ(32)や浅野雄也(28)もつけてプレーした。「偉大な選手たちがつけているので、自分も受け継いでいけるように頑張りたい。この18番を背負って、木戸柊摩という名前をもっと広めていけたら」。歴代の18番に肩を並べるような活躍で、自らの名を全国にとどろかせる。