闘える集団となっていくために《河合GM竜の眼》
今年は大きな節目
年が明け、新たなシーズンを迎える。今年は「シーズン移行元年」、そして4月16日には株式会社コンサドーレが創設30周年という大きな節目がある特別な年だ。百年構想リーグなど、いまだ誰も経験したことのない一年となるが、J1復帰を明確な目標に掲げ、クラブ一丸となって挑戦していきたいと思っている。これまで同様、温かいご声援、ご支援をいただけたら幸いである。
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GM就任後初のキックオフ
そして、本日9日午後7時からは新チームのお披露目イベント「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2026」が札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市中央区北1西1)で開催される。今年のトークショーにはGMとなって初めて参加せていただくので、少しの緊張感もあるが、やはりファン・サポーターの皆さんの前に出るので、まずは楽しみたいという気持ちで臨むつもりだ。
2つ目のトークパートでは、私も所長として出演していた「コンサラボ」(UHB毎週水曜深夜0時15分放送)の新体制が発表される。川井監督も一緒に出演し、新たなMCも紹介されるということなので注目して見ていただけたらと思う。新MCにはきっと皆さんが知っている人が就任するはずなので、どうか期待して発表を待ってもらいたい。これまで以上に進化し、より〝エクセレント〟な番組になっていくことを願うばかりだ。
#Wかわいに聞いてみたいこと
Xの投稿で川井監督と「#Wかわい」に聞いてみたい質問を募集したが、やはり昨年の課題と、その改善点をどうするのか、そういった質問が多く寄せられた印象だ。課題といえば、やはり失点数の多さ(リーグワースト2位)というところと、攻撃的と言いながらラスト3分の1の精度が少し低かったこと。ビルドアップから攻撃の組み立てのところでも問題はあったと感じている。そこは川井監督が改善してくれると思っているし、失点数の多さも守備のスペシャリストである菊地ヘッドコーチを含め、コーチ陣がテコ入れしてくれるはずだ。
新入団会見に出席した選手について
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今回の補強はフィロソフィーに沿った獲得もでき、限られた予算の中で満足のいくものとなった。前日8日に新加入会見を行ったが、DF内田瑞己などは顔つきを見てもすでに精悍さがあった。彼のストロングポイントは走る、戦うというところ。ああいった選手が下から這い上がっていく姿を間近で見たいと思っている。
新たに加わった選手たちは守備の選手が多かったと思うが、攻撃面も改善されていくはずだ。MF堀米勇輝は鳥栖時代に川井監督の指導を受けており、監督の思い描くフットボールを理解している。本人も会見でこの言葉を使っていたが、監督と選手の「潤滑油」となってくれることだろう。攻撃のアイデアは多彩で、前線の選手を生かすこともできるので、おそらくトップ下かシャドーでの起用となると思うが、ピッチの中でも攻撃の「潤滑油」となってくれるはずだ。
希少価値の高いファンタジスタ系
現役時代に私も対戦しているが、その時から攻撃的センスは抜群だった。対戦しても見ていても、人をワクワク、魅了できるプレーをしてくれる。そういう感覚を持っている選手に会うのは私自身、久しぶりであるし、現在は減少傾向にあって希少価値の高いファンタジスタ系の選手だ。年齢は33歳だが、まだまだ伸びしろもあると思っている。
さきほども話に挙がった内田は右サイドでの起用を想定しているが、移籍してしまったMF近藤友喜とは全然違うタイプだ。彼の上下動できる運動量というのはチームの強みになり得るし、パンチ力のあるシュートや、意外性のあるクロスも魅力だ。今後が非常に楽しみで、伸びしろ次第ではすぐに主力になれる存在となるだろう。
チームへの愛が強い復帰組がいれば
復帰組のMF堀米悠斗とDF福森晃斗については2度のJ1昇格経験があり、今あるクラブの成り立ちを知っている選手。クラブへの愛も強いと感じているし、そういった思いを強く持った選手が多ければ多いほどチームは強くなっていくと思っている。クラブを立て直し、「闘える集団」をつくっていく中で、彼らにはしっかりとフィロソフィーを体現してもらい、目標達成のために貢献していってもらいたい。
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