レバンガ 主将・ジョーンズの活躍で連敗脱出 クリスマスイブに20勝到達
■B1リーグ第16節(12月24日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道90-79秋田
仕切り直しの1勝だ。20、21日にA東京に連敗を喫し、12連勝で止まったレバンガ。しかし、この日は序盤から試合を優位に進め、東地区最下位の秋田からきっちりと勝利を奪った。
早くも20勝到達
聖夜に行われた一戦で、今季20勝目に到達。5541人詰めかけたブースターにクリスマスプレゼントを届けることができた。トーステン・ロイブルHC(53)は「早くも20勝ということで、僕自身もちょっと驚いているところであるんですけど、クリスマスイブの日に、20勝できたことは本当にうれしいこと」。
主将がダブルダブル達成

連敗ストップへ、キャプテンが攻守でチームを引っ張った。PFケビン・ジョーンズ(36)がチーム最多の19得点、さらに12リバウンドを記録し、ダブルダブルを達成。「2連敗してしまったので、きょうは力強くチームの戦いで勝てたことにうれしく思っています」。日本代表のSG富永啓生(24)に注目は集まるが、キャプテンが結果で応えた。
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Xマスのプレゼントを交換して…
連敗していたものの、雰囲気は沈んでいなかった。試合前日の23日には、ジョーンズの提案でクリスマスのプレゼント交換を実施。「チームのブーストにもなると思いますし、アメリカに家族がいる中で、このチームメートが僕の家族の一員であるので、楽しい行事になるかなと思ってやりました」。この言葉通り、チームは一丸となって3試合ぶりの勝利をつかんだ。
このプレゼント交換で、うどん専門店「つるとんたん」のセットをもらった富永は「全然沈むこともなく、練習中から『次しっかり勝つ』というメンタリティーが出ていたと思う」とうなづいた。
今年最後は2連勝で締めくくる
27、28日のホーム京都戦が年内最後の試合となる。2025年に大躍進を見せたレバンガ。その象徴でもある富永は「2連勝して、今年を締めくくりたい」。そして26年は、この勝利を再加速の起点とする。