【特別対談】深井一希×木戸柊摩~前編~ 不屈の男の魂は次世代へ「サッカー、サウナ、ボウリングは受け継がなきゃ」
札幌育ちの2人がスペシャル対談
2025年シーズンで現役引退した北海道コンサドーレ札幌の深井一希さん(30)とMF木戸柊摩(22)のスペシャル対談が実現した。アカデミー育ちでボランチを主戦場とする2人には共通点が多く、ピッチ内外で多くの時間を共有した。〝不屈の男〟の魂は、次世代へ脈々と受け継がれていく。
少しの満足と悔しさが残った最終年
―2025年シーズンお疲れ様でした
深 井「ありがとうございました。膝の痛みがあって個人的には苦しいシーズンだったけど、その中でも何試合かに絡むことができました。表現は難しいけど、もともとゲームに全く関われないと思いながらのスタートだったので、その点では少し満足しているところもあります。でもチームに全然貢献できなかったところは、やっぱり苦しくて、悔しいシーズンになったかな」
―難しい1年になることを想定して過ごす日々。葛藤はあったか
深 井「チームの状況も良くなかったですし、貢献できないことが本当に情けないと自分自身で感じていました。でも仕方ないよな、この膝じゃ厳しいよなっていう面もありました。最初のキャンプからできるような状態じゃなかったので。ただその中でも柊摩を含めて若い選手とコミュニケーションを取りながら、少しでも何か良いアドバイスになればと思っていろいろな話をしていました」
木 戸「具体的なところというよりも、メンタル面が多かったですよね。チームも個人的にもあまり良くなかった時には、一緒にサウナへ行って心のサポートをしてもらいました。リフレッシュのサポートをしてもらって〝サウナー〟になりました(笑)。愛弟子です」
深 井「いや、まだまだです」
サウナで汗を流して良いものは吸収
―サウナ中にアドバイスをもらうことも
木 戸「そうですね。やっぱり同じポジションですしアドバイスはいただきます。自分の持っているプレーを出すことが大事だと思いながら、良いものを吸収したいです」
―ルーキーイヤーを振り返ると
木 戸「自分の中で一つ目標にしていたのが開幕スタメンでした。最初にスタメンで出られたことはプラスに捉えたいけど、開幕戦も含めてシーズン前半はボランチや少し前の方をやって、個人的にもチームも結果が出なかった。結構、悔しい思いをしたことが多かったです。プロの舞台に立ってフワフワしている部分があって、なかなか慣れることができなかった。試合を重ねるにつれて、だんだん自分のプレーを出せる機会は多くなってきました。後半は試合に出られない期間もあったけど、徳島戦に出てからは自分のやるべきことをしっかりやることができました。やっぱりボランチとして勝負したい気持ちがありますし、もっと目に見える結果を出さなきゃいけないと思っています」
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J2優勝時の16年頃の深井とは… 「(柊摩は)1、2を争うぐらい…」
―深井選手が同年齢の頃と比較すると