Bリーグ
2025/12/13 20:40 NEW

レバンガ 今季最多109得点でクラブ新11連勝 ロイブルHC「ベンチの活躍で試合に勝った」

第4クオーター8分過ぎ、得点を入れたチームメートに笑顔を向けるハーラー=撮影・西野正史

■B1リーグ第14節第1日(12月13日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道109-85富山

 東地区3位のレバンガ北海道は西地区最下位の富山相手に、今季最多得点の109点を挙げて圧勝。クラブ新となる連勝記録を11に伸ばした。今季新加入の日本代表SG富永啓生(24)がチームトップの28得点。さらに昨季までB2静岡でプレーしたC/PFジョン・ハーラー(26)がB1でのキャリアハイとなる24得点をマークした。勝率で並ぶ首位・宇都宮と2位の千葉Jが勝利したため、得失点差で順位は3位をキープ。14日も富山と対戦する。

ベンチスタートの8人が全得点の半分占めた

 レバンガの快進撃が止まらない。アウェーで連勝街道を突き進み、1カ月ぶりにきたえーるに帰ってきたレバンガが、勢いそのままにホームの大歓声に背中を押されて躍動した。ハーラーの24得点を筆頭にベンチスタートの選手8人が全得点の半分を占める55点。トーステン・ロイブルHC(53)は「きょうはベンチの活躍で試合に勝ったと言っても過言ではない。スタートの5人に関しては、富永以外、他の4人はちょっとシュートの調子も良くなかったので、そういう時こそベンチの活躍が鍵になると思い、彼らのおかげできょうは勝った」と称賛した。

第2クオーター7分過ぎ、スティールからゴールに向かい、力強くダンクシュートを決めるハーラー

 

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 富山は主力2人を欠いていたが、序盤から積極的に攻撃を展開。ハーラーは5-9の残り5分でコートイン。リバウンドをもぎ取り、そのままねじ込んでこの試合初得点を決めると、チーム最長の24分19秒出場。次々と得点を重ね、今季2度目のMVPに輝いた。背番号21は「きょうは11連勝できたということで、チームとしても非常に嬉しく思ってますし、連勝をまた伸ばしていきたい」と、12連勝へ意気込んだ。

B2静岡に所属していた昨季、プレーオフ準々決勝で…

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