Bリーグ
2025/12/11 14:00 NEW

《A千葉戦後》ケミストリーはチームの最大の強み。今日でいえば菊地選手がステップアップしてくれた《ロイブルTalk》

 

■B1リーグ第13節(12月10日、千葉ポートアリーナ)
▽レバンガ北海道94-73A千葉

 試合後の記者会見に応じたレバンガ北海道のトーステン・ロイブルHC(53)の主な一問一答は以下の通り。

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―総括を
「A千葉はリーグの中でもオフェンスリバウンドが強いチーム。そのため、そこを前面に出してくるだろうと想定はしていた。でも第1クオーターはその強みにやられてしまい、自分たちのディフェンスが軽すぎた。第1クオーターだけでも、(オフェンスリバウンドを)6本とられたと認識している。そこで苦戦して追う展開になった。しかし徐々にディフェンスの強度をしっかり上げることにより、自分たちの速攻や、ターンオーバーからのイージー(確実な)ポイントをとることができて、第2クオーターでリードできた。第3クオーターは少しディフェンスの軽さを感じたが、第4クオーターは素晴らしいディフェンスができた。それがこの結果につながった」

―ディフェンスの改善は強度のほかに、どのような部分が良くなったのか。特に第2クオーターの出だしは何が良かったのか
「改善点はリバウンドのポジショニング。第1クオーターはオフェンスリバウンドで失点を重ねたので、選手たちは第2クオーター以降、リバウンドのポジションをよくとれていた。A千葉が得意とするカッティングに対応できた。第1クオーターは、どうしても中(ゴール下)で待っていて、押し込まれる状況が多かった。でも第2クオーターは誰かが前に詰めたことにより、チームでリバウンドをとれた。個ではなく、チームでリバウンドを第2クオーター以降はとれた。リバウンドをとることによって、オフェンスにつなげられたと思う」

―これで10連勝。富永の存在の大きさをどう感じているか。彼がいることで、控え選手が伸び伸びできているのではないか
「ケミストリーはチームの最大の強み。現状の主力で3、4人はクオリティーの高い選手がいる。ただ他の選手がどうかというと、今は控え選手が非常に生き生きとプレーしている。それは、それぞれの選手がハングリー精神を持ち、もっとうまくなりたいという意欲をコート上で出しているから。チームとして決して今の状況に満足していない中、より良くなろうと全員が同じ方向を向いている。きょうもベンチメンバーが27得点決めた。試合によって誰かがステップアップしている。富永やオカフォーが何をしてくれるかはある程度計算できるが、例えば今日でいえば菊地選手がステップアップしてくれた。次節はもしかしたら違う選手かもしれない。このチームは選手それぞれが、お互いのためにプレーして、それを自分たちの勢いに変えているので、結果として自信につながっている。われわれのプレースタイルは、ある程度自由も与えている。みんな自分勝手ではないので、やりすぎない程度でしっかりチームでプレーできているのではないかと感じる」

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