水谷瞬 こだわりの〝赤白ネイル〟をファンに披露 そのコンセプトは…
トークショーで赤白のネイルを披露する水谷=撮影・桜田史宏
クリスマストークショーに出演
日本ハムの水谷瞬外野手(24)が13日、札幌市内で行われた「クリスマストークショー」に出演した。今月4日に行われた契約更改交渉後の記者会見では、黄色のド派手なスーツを着用していたが、この日は私服であるデニム地のオールインワンで登場。おもしろトークやプレゼントを懸けてのじゃんけん大会などでファンを喜ばせ、ふれあいのひとときを過ごした。
私服姿で登場した水谷(左)
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今季はキャリアハイ更新も…
日本ハム加入2年目の今季は87試合に出場し、12本塁打と41打点でキャリアハイを更新。それでも悔しさが残るシーズンだったといい、「けがから始まった1年。数字だけを見たら、最終的には良いシーズンだったと言われるかもしれないですけど、僕としては今年は最初から、という気持ちがあったので、そこを含めると不甲斐ない1年だったかなと思います」と反省の弁が口を突いた。
もう一度、頑張ろうと思えた試合
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今季一番印象に残った試合として挙げたのは5月17日に行われた函館での2軍・楽天戦。延長十一回に代打でサヨナラ勝利を呼び込むタイムリーを放った試合だ。4月中旬にシーズン初の1軍昇格を果たすも、なかなか調子が上がらず5月上旬に再び2軍降格。もがき苦しむ中、水谷の背中を押したのが道南のファンの声援だった。「苦しい時期ではあったんですけど、本当にたくさんの方に応援していただいて。ネクストの段階から、エスコンに引けを取らないようなたくさんの歓声をあげていただいて、もう1回踏ん張ろう、本当に頑張ろうという気持ちになれたので、あの試合が僕の中では一番の今シーズンの思い出ですね」。その後の調子は上昇カーブを描き、交流戦直前に再昇格を果たすと、そのまま1軍でシーズンを完走。函館での一戦が、転機となった格好だ。

「僕の勝手なカラー診断によると」
野球はもちろん、自身のファッションでも注目を浴びている水谷。沖縄・名護での春季キャンプ直前、両手薬指の爪にパイナップルをあしらったことをきっかけに、その後もネイルアートを継続中。この日はイベント開始直前に完成させた赤と白のネイルをファンに披露。「クリスマスというところをテーマにしようと。白というものを、雪をイメージしてやりたくて。僕の勝手なカラー診断によると、本州の方の冬の色は水色っぽい色なんですけど、やはり北海道の色は雪の白なので、クリアな白を入れたくて」と、そのコンセプトを明かしていた。
クリスマスをテーマとしたネイルを披露する水谷
掲げた〝トリプルフォー〟の先に
来季の目標として掲げるのは「444打席(規定打席)以上、444以上の守備イニング」の〝トリプルフォー〟。「来シーズンは優勝を獲りにいきたいと思っていますし、日本一を目指したい。個人としても、その輪の中心にいられるように、今年以上のシーズンを送りたい。北海道とともに頂点を獲りにいきたいと思います」と、来季への意気込みを語り、最後はヒーローインタビューでおなじみの「ワン、ツー、スリー、ジェーーッシ!」でイベントを締めくくった。
「ワン、ツー、スリー、ジェーーッシ!」でイベントを締めくくった水谷(左)
(イベントの様子)








