水谷瞬 「STAR WARS WEEK」初日に決勝打 今季途中から使い始めた新たな〝ライトセーバー〟
ジェダイの衣装でお立ち台に現れた水谷=撮影・松本奈央
■パ・リーグ21回戦 楽天0-5日本ハム(8月29日、エスコンフィールド北海道)
一振りで、重い扉をこじ開けた。0-0の均衡を破ったのは六回だった。日本ハムの水谷瞬外野手(24)が無死一塁から、三塁線を破る適時二塁打をマーク。前カードの西武2連戦は1分け1敗と勝利をつかめなかっただけに、先制点は喉から手が出るほど欲しかった。すると、その後も打線はつながり、この回一挙4得点を挙げて試合の主導権を握った。「先制点取れたっていう自分の中の喜びと、球場全体が沸いている、そんな感覚があったので、シンプルにうれしかったです」。お立ち台で笑顔を見せた。
セーフティーバントのサインから「打て」に
楽天の先発・荘司が投じた初球のカットボールを捉えた一打。実はセーフティーバントのサインが出されていたが、直前のけん制を経て「打て」へと切り替わった。バントも警戒していた楽天内野陣。水谷も情報としてしっかりインプットしていた。三塁手は少し前目の守備位置を取っており、ヒットゾーンが広がっていた。「ハードヒット打てば、ヒットになるかな」。頭は冷静だった。そして、捉えた強烈な打球は思惑通り三塁線を抜けていった。
六回無死一塁、適時二塁打を放った水谷
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球団スタッフにリクエスト「いいのがあるやん(笑)」
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そして、この日から「STAR WARS WEEK」が始まったこともあり、お立ち台には正義の守護者「ジェダイ」に扮して登場。水谷自身は「STAR WARS」を見ていないが、しっかりと球団スタッフにライトセーバーなどのグッズを用意してもらっていた。「何かしらやろうと思って、いいのがあるやんと(笑)」。エンターテイナーとしても球場のボルテージを上げた。
内角高め 体の回転で反応するイメージ
向上心の尽きない水谷は、今季途中から新たな〝ライトセーバー〟を練習に取り入れている。普通のバットより約20センチ短い黄色いバットだ。最初は内角高めの一番速く感じるコースを体の回転で反応していくイメージを植え付けるために取り入れたという。「短いから(内角高めに)間に合うじゃないですか。それを体に覚えさせる意図から始めた」。交流戦頃から使い始めたが、今ではそのためだけではなく、フリー打撃前のティー打撃の一環として「いろんなレパートリーで」使い続けている。
恒例の掛け声でヒーローインタビューを締める水谷(右)
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ヒーローインタビューの締め「1、2、3、ジェッシー!!!」も恒例となってきた。「パイナポーグッズ」も初日で完売するなど、チームの顔になりつつある。首位ソフトバンクを1ゲーム差で追う終盤戦。ジェッシーの〝フォース〟が、逆転優勝への流れを生み出す。