松本剛 大好きな北海道に「また必ず戻ってきます」 仲間たちからのサプライズ映像に将来の夢も語る
EXILE SHOKICHI(左)とトークショーに出演し、最後にファンにメッセージを送る松本剛=撮影・桜田史宏
イメチェン姿で裏話など披露
日本ハムから巨人にFA移籍した松本剛外野手(32)が6日、札幌市内で苫小牧市出身の人気グループ「EXILE(エグザイル)」メンバー・SHOKICHIとトークショーを行った。全身黒コーデで姿を現し「きょうはイメージチェンジで。SHOKICHIさんとのショーだったので、ちょっとスタイルを変えてきました」。集まった200人のファンを前に、登場曲に使用しているSHOKICHIの楽曲「HERE WE GO」の裏話などを披露。ファン、日本ハムナインらからのビデオメッセージも流された。
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サプライズ映像に涙腺崩壊?
松本剛に送られたサプライズメッセージ(上段左から)水野、奈良間、北山、(下段左から)清水優、清宮幸、石井
映像はウエートトレーニング中の水野から始まり、野村、清宮幸らが登場。締めは5日に西武への移籍が発表された石井だった。「本当に泣きそうになったんですけど…最後出てきた人、日本ハムじゃないんですよ(笑)。西武です。それだけ変えてもらいたいなって見ていました」。そう笑いを誘いつつ、「あの映像は本当に知らなくて…。サプライズだったので。グッとくるものがありすぎて、泣きそうでした。みんなそれぞれ個性があって面白かったですね」と感謝した。
後輩捕手・清水優心からの願いに「一皮も二皮もむけてまた…」
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その中でも、会場を大いに沸かせたのが後輩捕手・清水からのメッセージだった。「また、ファイターズに監督として戻ってくることを願っているかなと思います。そのときはブルペンキャッチャーという役職を設けてほしいです(笑)」などとコメント。これを受けて、松本剛は「僕は北海道で成長させていただいて、ファイターズでここまで来られたのはみなさんのおかげだと思う。ここ数年なかなか成績が振るわない時もどんな時も温かく応援し続けてくれて、僕の励みにずっとなっていました。すごく離れるのはさみしいですけど、迷ったらチャレンジ。僕の中でそう思ったので新しい道にチャレンジして戦っていきたいと思っています。最後、(清水)優心がふざけて言ってくれていましたけど、僕の中では本当に将来、監督をやりたいのは夢でもあります。人間としてふさわしい人になれるようにジャイアンツに行って一皮も二皮もむけてまた帰ってこられるように頑張りたいです」。丁寧に言葉をつなぐと、大きな拍手に包まれた。
▶24年オフに語った監督の夢
夢は口に出して言った方がいい
「監督」。選手会長に就任した頃から、公の場で口にしてきた目標でもあった。だからこそ、会場全体が後押ししてくれたのがうれしかった。「盛り上がってくれて、今の段階では小さいときに夢を描いていたのと同じ感覚なので。いつかそういう風な人にまずなりたいなっていうのが一番です。小さい時もプロ野球選手になりたいとずっと口に出して言ってきたので、夢は言った方がいいかなと思っている。厚かましいことを言っていると思う方もいるかもしれないですけど、夢の1つとして」。
石橋貴明との食事会でも
トークショーの最後には、自身のユニホーム、タオルを持参してくれたファンと記念撮影。「僕は本当に北海道が大好きなので、また必ず戻ってきます」と挨拶すると、涙を流す人もいた。このオフは、帝京高の大先輩でがんを公表して活動を休止している「とんねるず」の石橋貴明との食事会にも参加し、パワーをもらった。「ずっと野球の話。6時から始まって5時間くらい。俺も頑張るからと言っていて、もっともっと元気になってくださいと伝えて、また来年も元気な状態で〝帝京会〟できたらいいです」。新たなチャレンジに挑む松本剛には、背中を押してくれる人たちがたくさんいる。
ファンたちと記念撮影する松本剛(手前中央)
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EXILE SHOKICHI(左)とトークショーに出演した松本剛
ファンの間を通って移動する松本剛(中央)