ファイターズ
2025/11/24 05:00 NEW

清宮幸太郎が選手会長になる理由 松本剛は信頼「僕が見ていて、適任だなと思います」

来季から選手会長を務める清宮幸

既定路線だった新会長人事

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が来季から選手会長を務める。北山亘基投手(26)が副会長、野村佑希内野手(25)は会計で入閣する。今季まで選手会長を務めた松本剛外野手(32)が人選の理由を明かした。

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 松本剛はシーズン終了後にFA宣言し、来季プレーする球団がまだ決まっていない。ただ、自身の去就に関係なく、清宮幸に会長職を譲る決意を固めていた。

 「FAは関係なく、今年で選手会長を辞めようというのは決めていました。(今季は)彼(清宮幸)を副会長で入れて、引き継ぎではないですけど、ある程度、仕事、こういうことがあるよと伝えながら、今年1年やってきたので。本人もその気持ちで過ごしていると思いますし、そのままやってもらおうかなと思います」

ファイターズをけん引していくべき面々

 高卒ドラ1で入団した清宮幸は、来季9年目を迎える。松本剛は先輩として、その歩みを見続けてきた。「(選手会長に)適任かどうかは第三者が判断することだろうと思いますけど」と前置きしつつ、「僕が見ていて、適任だなと思います」と信頼を寄せている。

 清宮幸と同学年の北山を副会長に指名し、「一番、大事」という会計には、「ちょっと責任を持たせたい」と野村を抜てきした。「今のファイターズは若い選手が多いので、あの世代がプレーも、裏でも引っ張っていってもらった方が、チームはまとまるのかなと思ったので」。多くの偉大な先輩たちがつないできたバトンを〝清宮世代〟に託した。

ペナント奪還という大願

 松本剛の思いを受け取り、清宮幸は秋季キャンプの締めのあいさつに決意を込めた。「選手の皆さん、ペイペイドームのあの光景は、もう見飽きたと思います。来年、ここ(エスコンフィールド)でリベンジするためにも、このキャンプで見つけた課題や練習に、このオフしっかりと向き合って、一回りも二回りも大きく成長した姿で、また名護で会いましょう。来年、絶対に日本一獲ります!」

 背番号21が中心となってチームをまとめ、悲願の優勝をつかみ取る。

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