コンサドーレ
2025/11/28 07:00 NEW

目に焼き付けたい闘う姿 みんなで勝って、最高の形で送り出そう!《河合CRC竜の眼》

 

成長を感じさせた今治戦

 1-1のドロー決着となった今治戦は、勝ち点1を拾えた試合といえる。これまでは先制点を与えると、ズルズル失点を重ねてしまうパターンが多かった。劣勢から盛り返した戦いぶりはチームの成長を感じさせる。

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 今季の札幌は引き分け数がリーグ最少の5。極端に表現するなら勝つか負けるかの面白いサッカーにも見える。しかし長丁場のリーグ戦では勝ち点を落とさず、負け試合を引き分けに持って行く粘りが大切だ。負けを引き分けに、さらには引き分けを勝ちにする術や勝負強さを身に付ける必要がある。

 アウェーでの勝ち点奪取の一因は、柴田監督の思い切りよい選手交代だった。西野を一列上げ、中村を投入することでチームに変化が生まれた。運動量が増え、推進力を発揮できたのは監督の「前へ、前へ」というメッセージが伝わったからだろう。

セオリーを体現できなかった守備面

 試合終盤はノーガードの打ち合いになったこともあり、最後まで点を取ろうとする姿勢を示してくれた。だが、守備面では反省もある。オープンな展開になった際に2対3の状況をつくられるなど、ディフェンスのセオリーを体現できていないシーンがあった。見る者にとっては最後まで目が離せないエキサイティングな展開だったが、ピッチ上の選手は守備の鉄則を崩してはいけない。

キャプテンマークを巻くということ

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