ファイターズ
2025/11/27 18:55

【一問一答】上原健太 可動域強化で自己最速更新だ 「ゆくゆくは友貴哉に勝負を挑めるように」

「優勝 日本一」と書いた来季目標を掲げる上原=撮影・松本奈央

目指す理想の投手像は

 日本ハムの上原健太投手(31)が27日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、1300万円増の年俸4900万円でサインした(金額は推定)。今季は開幕2軍スタートも、6月に1軍昇格を果たし、中継ぎで新境地を開拓。21試合連続無失点を記録するなど、優勝争いの中で奮闘した。今季、自己最速153キロを記録したベテラン左腕は、さらなる成長を目指して自主トレに臨む。会見での一問一答は以下の通り。

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―サインはしたか
「はい、させていただきました」

―金額のアップダウンは
「アップです」

―交渉を終えての心境は
「しっかり評価していただきましたし、来シーズンもっと頑張って、もっと上げなければいけないと思いました」

―球団からはどんな話があったか
「今シーズンの最後の登板について、本当によく投げてくれた、と言っていただいた。来シーズンは序盤から、シーズン始めから今シーズンのような投球ができるように頑張りますと、そういう話をしました」

―今季は6月に1軍合流。今季登板への思いは
「まさかああいう場面(勝ちパターン)で投げるとは思ってもいなかったので、本当に諦めずにやって良かったなというところが、今一番、思うところで。今年の経験を来シーズンに生かさないと意味がないので、そういう緊張感というのが、もう常に今あるなと思っています」

―シーズン途中には諦めそうになった時もあったか
「諦めてはいないですけど、このチーム状況で、どうやったら1軍のメンバーの中に入っていけるのか、というイメージが湧かない時期はあったので。本当に今シーズン後半のような立ち位置で投げるということは、全くイメージしていなかったです」

―その中で踏ん張れた、乗り越えられた要因は
「1軍の試合は、ファームにいる時から全試合見るようにしていて、どういう感情で自分が見ているのかというところが結構、大事だなと思っていて。本当にうらやましいと。去年もそうでしたけど、こういう雰囲気であったり、こういうチーム状況の中に自分もいたいな、そう思えるというところが、まだまだ頑張れるんじゃないかと。悔しさが結構あったので、それが最終的に僕を1軍に上げてくれたんじゃないかなと思っています」

―CS(クライマックスシリーズ)では逆転劇のきっかけをつくり、勝利投手になる試合もあった
「今となってみれば、よく平然と投げたなと思います」

―平然と投げられたのは、思いが強かったということか
「そうですね。やはり勝ちたいですし、それまでのシーズン後半の自分のピッチングというのもありましたし。多少の自信であったりとか、勢いであったりとか、すごいポジティブな気持ちでマウンドに上がれたので。本当に緊張感もなく、楽しんでマウンドに向かっている自分がいたなと思います」

―投球の中で自信になっていたのは
「ストライクが投げられる、真っすぐでカウントを稼げるというところは、今シーズン自分を支えてくれた一番の要因かなと思います」

―31歳で新境地を開拓。今後、思い描く投手像は

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