ファイターズ
2025/11/09 17:50 NEW

上原健太 来季も勝ちパターン熱望 「あれはやめてほしい」と斎藤に注文することはー

ダッシュの合間に笑顔をみせる上原=撮影・松本奈央

試行錯誤の末たどり着いた新境地

 日本ハムの上原健太投手(31)が来季もリリーフで勝負する。今季、先発から転向し、終盤は勝利の方程式に加わった。試行錯誤しながらたどり着いた新境地。セットアッパーのやりがいや難しさに触れ、クローザー願望も明かした。

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 ビハインドの場面のロングリリーフ、ワンポイントなどさまざまな役割をこなしながら評価を高め、終盤はセットアッパーを任された。自身も想像していない未来だった。「やりがいは、チームの勝利により貢献できるというところ。試合に勝ったときのうれしさも、投げるときと投げないときで違います。チーム状況や展開によって重みは変わりますけど、責任感や覚悟が伴う。あとは試合が始まってすぐ投げるわけじゃないので、状況を見ながら準備するというところも、すごく難しさは感じました」と振り返った。

全27試合救援登板で防御率1.11、13ホールド

 先発時の印象をガラリと変えた。150キロ超の真っすぐで押すシーンが増えた。全てリリーフで27試合に登板し、防御率1.11、13ホールド。ポストシーズンを含めて勝ちパターンで起用された。自らの力で道を開拓したが「シーズン通して40、50試合、投げられるのかどうか。投げたときにどんな成績か。そこで初めて本当の適性が見えてくる。たった27試合プラスCSで、判断はできないかなと思います」と謙虚に受け止めていた。

「そこは狙って行くべきなのかなと」

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