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2025/09/19 00:05 NEW

上原健太 連夜の好リリーフ 近藤を三振に仕留めて2カ月越しのリベンジ「それしか頭になかった」

七回を無失点に抑え、先発の北山(右)とタッチを交わす上原=撮影・小田岳史

■パ・リーグ24回戦 日本ハム2-3ソフトバンク(9月18日、みずほペイペイドーム)

堂々の火消しぶりを披露

 日本ハムの上原健太投手(31)が1点リードの七回1死一、二塁の場面で2番手登板。近藤からリベンジの空振り三振を奪うなど、ピンチを無失点で切り抜けた。

 前夜の楽天戦に続く連投ながらも、再び好リリーフを披露した。

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北山と交わした〝約束〟

 長打で逆転という場面でマウンドを託された中、最初に向き合った周東に死球を与えてしまい、ピンチは満塁へと拡大した。

 だが、上原の胸の中には強い思いがあった。「北山がマウンドを降りる時に、すれ違いざまに『お願いします』と言ったので、『じゃあ抑えてくるわ』と(伝えて)。言ってしまったからには、抑えなきゃなと」

七回を無失点に抑え、先発の北山(左)とタッチを交わした上原=撮影・井上浩明

 

自身も納得のボールで雪辱

 熱い思いを持って上がったマウンド。1死満塁から近藤、そして牧原大を続けて空振り三振に仕留めた。

 「どんどんストライクゾーンに投げていくことが、まずは大事なことなので、それがしっかりできたのと、真っすぐに張っていても前に飛ばさせないような真っすぐ(を投げる)というイメージを持って。そういうイメージで僕は投げていたので、そこはイメージに近いボールが投げられたのかなと思います」。前夜に仙台の地で披露した好投劇を、この日は博多の舞台で再び演じてみせた。

 その中でハイライトと言えるのが、近藤との対戦だ。7月30日にエスコンで行われたソフトバンク戦。同点とされた直後の八回1死二塁の場面で、同じく北山の2番手としてマウンドに上がった。この時には2死を取った後、2ストライクからの3球目のシュートを近藤に痛打され、逆転を許していた。

近藤から告げられた言葉

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