【一問一答】生田目翼 「死ぬ気で勝ちパターンを獲りに」貢献度アップで狙うは…
契約更改を終え、会見する生田目=撮影・小田岳史
共闘を誓ったドラフト同期
日本ハムの生田目翼投手(30)が26日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、50万円増の年俸2950万円でサインした(金額は推定)。今季は約2カ月の負傷離脱を経験したものの、復帰後は安定した投球でチームを支えた。プロ8年目の来季、勝ちパターン入りを目指す。会見での一問一答は以下の通り。
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―サインはしたか
「しました」
―サインした瞬間の心境は
「昨年と変わらずの気持ちです」
―球団との話し合いで印象に残った言葉は
「たくさん吉村(本部長)さんと遠藤(GM補佐)さんからポジティブな言葉をかけていただいたので、いろいろあるんですけど、来年に向けて頑張ってくれと言っていただきました」

―ポジティブな声かけを具体的に
「僕のポジションというのは、みんながみんなできるポジションではないと言っていただきましたし、そこはちゃんと評価しているし、というのを言っていただきましたけど、自分自身はやはり勝ちパターンで1年間勝負したいというのはありますので、来年は死ぬ気で勝ちパターンを獲りにいきたいなと思います」
―勝ちパターンに入るために、どういった点を改善していきたいか
「序盤は自分的にも調子良くて、良い場面で投げさせていただいて。もう(勝ちパターン入りが)目の前まで行ったのかな、というのがあって、けがをしてしまったので。けがも自分のせいだし、それも実力だったので、来年はまたゼロからしっかりキャンプでアピールして、勝ちパターンでいけるぞ、というのを見せたいなと思います」
―何が自分自身では足りないと感じているか
「全然足りているとは自分で思っていて、昨年のけがが一番、自分的に大ダメージだったので、まずはけが。捻挫とか、試合中のけがだったので、なんとも言えないですけど、けがをしないように。あとは登板後のウエートとかを、来年はやっていきたいなと思います」
―勝ちパターンを目指す上で、どの回を投げたい、何試合投げたい、この数字にこだわりたい、などはあるか
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「イニングとか、何回に投げたいとかはないですけど、やはり勝ちパターンじゃないと稼げないですし。中継ぎをやるんだったら、一回でも絶対、勝ちパターンに行きたいと思っている。来年は50試合しっかり投げて、(昇給額が)倍じゃ済まないぐらい、という感じです」

―50試合登板と勝ちパターン入りがこだわりか
「そうですね。もう死ぬ気で勝ちパターンを獲りにいきます」
―ファンへメッセージを
「来年はしっかり自分の良いところをファンの皆さまに見せられるように頑張ります。あとはそうですね、ホームランが打てればと思います」
―ファンフェスの時のホームランのことか
「そうですね。あれはもう何回見たことか、YouTubeで。めちゃめちゃ気持ち良くなりますね、1人で」

―交流戦で期待していいか
「いやいやいや、さすがにないです(笑)」
―「死ぬ気で」という言葉を繰り返していたが、球団にもそう伝えたか
「死ぬ気で、までは言っていないですけど。絶対、勝ちパターン獲ります、というのは言いました」
―今のポジションも大変だと思うが、そこからもう一歩先へ、というイメージか
「そうですね。やはり調子が良い選手が勝ちパターンに入っているな、というのがあるので、自分も1年間通して調子の波が出ないように、しっかり調整して。勝ちパターンが稼げるなと思ったので」
―仲間の活躍を見て刺激を受けたか
「そうですね。やはり(斎藤)友貴哉とか。友貴哉も、それこそ最初は自分と同じポジションから、クローザーまで行って。すごくうらやましかったですし、自分の中でも悔しいという気持ちがあったので。来年は、クローザーが決まったとしても、勝ちパターンは何パターンあっても良いと思うので、そこに食い込めるように頑張ります」

―前日、ドラフト同期の福田の育成再契約が発表された
「LINEが来ましたね。『復活しました』みたいなのが来ていて。で、僕はその前にあいつが体調崩していたので、『おお、やっと治ったん?』と言ったら、『そっちじゃなくて』みたいな(笑)。で、記事を見たら育成になっていたので、良かったですね。あと1年、自分も来年どうなるか分からないですけど、しっかり2人で頑張ります」
―また一緒に切磋琢磨して
「そうですね」