【一問一答】生田目翼が実戦復帰で1回0封 ド緊張で「プロ初登板って感じでした(笑)」
実戦復帰し、1回を無失点に抑えた生田目=撮影・中田愛沙美
■イースタン・リーグ6回戦 西武4-5日本ハム(6月17日、鎌ケ谷スタジアム)
けがで離脱していた日本ハムの生田目翼投手(30)が17日、2軍西武戦(鎌ケ谷)で実戦復帰した。八回からマウンドに上がり、わずか7球で3者凡退に抑えた。昨季リリーフで43試合に登板した右腕は、5月7日のオリックス戦でベースカバーに入った際に右足首を負傷。靱帯(じんたい)損傷と診断され、鎌ケ谷でリハビリを続けていた。試合後の一問一答は以下の通り。
―復帰登板を終えて
「マジで緊張した。超、緊張したっすよ。めっちゃ手が震えていた。足も。久々すぎて。1軍より緊張しました」

―そんな感じはしなかったが
「ストライクが入るか、ビビっていましたね。初球にあんな(高めに抜ける)球を投げて。ちょっと焦ったんですけど、2球目(三ゴロを)打ってくれて良かったです」
―右足首の状態は
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「大丈夫です。でも、まだ恐怖心はあるっすね。上原さんのピッチャーゴロ(を処理するの)を見て、怖って。怖さはあるし、なんとなく気になるところはある。それは今後ともなくならないと思うので、そこは気にしながら付き合っていきます」
―1軍の戦いぶりをどう見ていたか
「みんな投げているし、開幕1軍を逃して、せっかく(4月頭に1軍)上がって試合数も追いついてきたのに。やっちゃったから、マジ情けないし。やっぱり(1軍)呼びたいと思って貰わないといけないので。中継ぎ(投手)が良いから余計に焦りますね。入る隙間がないって感じで。もっと状態を上げていきたいなって。でも、今日(球速1)49、8(キロ)くらい出て、マジ良かったです。球速も出るか分からなかったので」
―不安もあった
「めっちゃ不安でしたね。この前、ライブBPやったんですよ。140出ていなくて。やばいなって。今日(1)40超えていたので、一安心って感じです。もっと上げたいです」
―早く1軍に戻りたい
「戻りたいって言えるほどの立場じゃない。枠を取りに行かないといけないので。じゃないと去年1年間いさせてもらったのを無駄にしちゃうので」

―昨季の成績を超えたい
「全試合、投げたいです。試合数重ねないと意味ないです。中継ぎは」
―この日、鎌ケ谷の最高気温は34度だった。暑さは
「今日はマウンド行くまで、暑さとかじゃないです。緊張の汗が。めちゃくちゃ緊張するっすね。(復帰できたのは)トレーナーのおかげです」
―けがしてからおよそ1カ月で実戦復帰
「早いのかな? 遅いのかな? ぶり返す場所じゃないですか。僕、緩いので関節が。だから、怖いっすよね。また、恐怖心との戦いなので。でも、(マウンドで)アドレナリンが出ていたら、結構いけるかなって。今日とか全く気にならなかった」
―他のピッチャーの登板を見ていた方が
「やばいっす。みんな球速いし、ちゃんと抑えているし、ストライクが入らなかったらどうしようと。25球という(球数)設定もあったので、後ろに松浦がいて。松浦には言っていたんですけど、頼むわって。(相手が)良い感じで早打ちしてくれて助かりました。プロ初登板って感じでした(笑)」
―先日、お世話になっている先輩・宮西、加藤貴の誕生日だった
「(連絡)しましたよ。ミヤさんとカトさん。ミヤさんに誕生日おめでとうございますと言ったら、それどころじゃない。早く来いよと」
―そういうのもうれしい
「めっちゃうれしいし、気にしてくれているなと。勝手にですけど。気にしてもらえているなって。カトさんにも会いたいな~。誕プレ買わないと!」
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