１７日の２軍西武戦で

　日本ハムの生田目翼投手（３０）と水野達稀内野手（２４）が、そろって１７日の２軍西武戦（鎌ケ谷）で実戦復帰することが決まった。

　生田目は５月７日のオリックス戦に登板した際、右足首を負傷。靱帯損傷と診断され、鎌ケ谷でリハビリを続けていた。

　今季は開幕１軍こそ逃すも、４月６日に昇格後は１０試合に登板し、３ホールド、防御率２.０８をマーク。好調なチームに欠かせないリリーバーとして奮闘していた。

投打の仕事人が負傷離脱から復帰へ着々

　水野は５月３１日に札幌市内の病院で検査を受け、左太もも裏の筋損傷と診断され、６月１日に出場選手登録を抹消された。

　開幕から１７打席無安打と打撃の調子が上がらなかったが、徐々に本来の姿を取り戻し、ここまで４１試合に出場して打率.２３８、３本塁打、１９打点を記録。特にチャンスで無類の強さを誇り、得点圏打率は.４３５だ。

　悲願の優勝へ、２人の存在は必要不可欠。要所での活躍が光る投打の〝仕事人〟が、一歩ずつ復活への階段を上っていく。