【#トライカメラ特別編】伏見寅威「F FES」、納会ゴルフの様子をたっぷり掲載 ファンへのメッセージも
「F FES」、納会ゴルフの様子をたっぷり掲載したトライカメラ特別編=撮影・松本奈央
東海大四高時代から撮影してきた松本カメラマン
日本ハムから阪神にトレード移籍する伏見寅威捕手(35)が24日、苫小牧市内で行われた選手会納会ゴルフに参加した。道新スポーツデジタルでは22日にエスコンフィールド北海道で行われたファン感謝イベント「F FES」での様子も交えて、『3年間ありがとう #トライカメラ特別編』を掲載。東海大四高(現東海大札幌高)時代から取材する松本奈央カメラマンの写真、本人のコメントとともに2日間を振り返った。
たすきはドンキで買いました



「F FES」オープニングの選手紹介では、「3年間ありがとう♡」と記したたすきを持って登場。その様子がビジョンに映し出されると、場内から大きな拍手と歓声が上がった。この演出には、いつも周囲を気遣う女房役らしい思いが隠されていた。
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「結構、直前まであいさつするかしないか球団と話し合っていたんですよ。結局、やっぱりやめておきますと僕が言ったので。どうやって(思いを)伝えようかと思ったらその(オープニング)時間しかなかったので、一言で。(たすきは)ドンキで買ってきたどこにでもあるやつ。(ハートが)ポイントですね」
感極まる場面も






今季バッテリーを組んだ達とのトークショーでは、息の合った掛け合いを披露。軽快なトークで沸かせた伏見だったが、ラストにファンへのメッセージを求められ感極まる場面もあった。今もファンから別れを惜しむ声があふれているが、「そう思ってくれるのはうれしいですけど、もうそろそろ切り替えて前向きにやらないといけないかなと思います」。
納会ゴルフで〝さちとら〟2ショット写真
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この日の選手会納会ゴルフは〝始球式〟を務め、オリックス時代からコンビを組む〝さちとら〟コンビの相方・山崎と2ショット写真を撮るシーンもあった。同い年の福谷、伏見会メンバーの田中らとラウンド。後輩右腕に「正義、一回、深呼吸して!」と声かけするなど、盛り上げ役を担い「楽しかったです。暖かったので」と笑顔だった。






後輩投手から次々と挑発され…
チームメートみんなに頼りにされ、慕われる存在だった。オリックスからFA加入した1年目から、バッテリーを組んだ投手陣がこぞって「寅威さんのおかげです」とコメント。トレード移籍が発表された後は、感謝の言葉であふれた。その一方、後輩投手からは今後の対戦を見据えて「けちょんけちょんにしてあげたい」、「ランナーがいないときに気持ちよく打たせてあげたい」など冗談を交えた、挑発的な発言もあった。
それに対して「なめたこと言っていますね」とニヤリ。「そうやって言っているやつほど実際、戦ったときに力むんですよ。僕は経験者で分かるんですよ。オリックスからファイターズ行ったときに、みんな力んで甘い球投げてくるので、伊藤大海の泣き面を見たいです(笑)」。最優秀バッテリー賞を獲得するなど、長年コンビを組んできたエース右腕に対抗心を燃やした。


ファンのみなさまへ 個人的に伏見を応援してくれたらうれしいです
球団行事はこの日で一段落。最後にいつも応援してくれる日本ハムファンへメッセージを寄せてくれた。
「本当に感謝の気持ちしかないですね。応援してくれて、いい思い出しかないので。自分が全然ダメな時もすごい頑張れって、前向きな言葉をかけてくれるのがファイターズファン。自分でネガティブになるときもあったんですけど、いつも頑張っているから絶対大丈夫とか常に前向きな言葉をかけてくれたことで、僕も前向きになれた。本当そこは感謝したいですし、これで野球人生終わりなわけではなくて、これから新たなスタートになる。それがいい方向に行くように自分自身頑張ろうと思うので、ファン感の時も言ったんですけど、セ・リーグ、パ・リーグでリーグが変わるので。そこはパ・リーグにいたら応援しづらいと思うんですけど、セ・リーグに行くので個人的に伏見を応援してくれたらうれしいです」

