ファイターズ
《ハム番24時》11月18日
笑顔がトレードマークの山県は、〝道民の孫〟としてファンから愛されている。本人も「本当、優しく見守ってくださっているので」と感謝。その一方で、ちょっぴり気に掛けていることがある。〝師匠〟郡司からも道新スポーツの記事を通して、そのキャラクターについて疑問を呈されており、「キャラを変えないといけないと、自分も思っていたんですよ…。孫キャラ23歳だからいいですけど。キャッチーなフレーズができてうれしいなと思う反面、いつまで呼ばれるのと。自分が例えば30歳までやらせていただけたとして、30歳になったときに孫って言われているのかなと思った時にさすがに老けているのかなって」。
今は想像できないが、数年後はクールキャラに変わっているかもしれない―。記者がそう振ってみると「プレー中もやってやったぞみたいな。ドヤ顔でボール回ししているかもしれないです(笑)」。こちらの話に合わせてくれたが、「やっぱアウトにした後のボール回しって一番笑顔かもしれないです。なんか無意識です。自分から笑顔になりにいっているわけじゃないので。アウトにできるっていうその楽しさやうれしさがあるので、そこは忘れたくないですよね」と思いを明かしてくれた。
にこやかに取材に応じてくれる山県には、いつも癒やしをもらっている。「(孫キャラは)再来年くらいまで大丈夫かな。結局、そのときの自分頑張れって感じで。今こうやっていろんな方々に見てもらって可愛がっていただいているキャラクターは今はそれでいいのかなって。結局、今生きて、今生きてっていって30歳になって、今それでいいとなったらそれでいいと思っているので」。話を聞いていて、これからもらしさを忘れずにいてほしいと勝手に思った。