高校野球
2025/11/16 16:30 NEW

【プレーバック】明治神宮野球大会高校の部2回戦 英明2-1北照(11月16日、明治神宮野球場)

力投する北照先発の中谷=撮影・中川明紀

相手上回る12安打放つも痛かった11残塁

 2回戦からの登場となった北照は接戦の末、英明に1-2で惜敗し4強進出はならなかった。

 先発は秋季全道高校で登板機会のなかった中谷嘉希投手(2年)。四回2死から味方内野手の失策で走者を出し、盗塁で二進されたあと適時打を浴び先制を許した。とはいえ、4回4安打1失点(自責0)ときっちり試合をつくってエース・島田爽介投手(2年)にバトンをつないだ。

 五回からマウンドに上がった島田は2イニング連続で3者凡退と英明打線をピシャリと封じたが、七回に追加点を許した。先頭打者を内野安打で出塁させると、犠打と内野ゴロで三塁まで進まれた。1番打者に左翼への適時打を打たれ、0-2となった。

 北照は直後の攻撃で1死から内野安打で出塁し、犠打と安打で走者を進め、1番・堀井一護遊撃手(2年)の内野安打で1点返した。しかし反撃はここまで。八回に2死満塁の絶好機を迎えたが、あと1本が出なかった。北照は英明の7安打を上回る12安打を放ったが、11残塁と本塁が遠かった。

 

 

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