【一問一答】5試合ぶりに先発復帰した家泉怜依「(セットプレーは)全部自分に入れてくれと」
後半、ヘディングでボールクリアするDF家泉(右端)=撮影・小田岳史
■J2第36節 札幌3-1大分(11月8日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
北海道コンサドーレ札幌のDF家泉怜依(25)が5試合ぶりに先発復帰し、3バックの中央に入って勝利に貢献した。試合後の一問一答は以下の通り。
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―久々のスタメン出場
「しっかり気持ちは見せられたと思います。(チームとして)攻撃のクオリティはずっと出せて、守備のところもボランチの2人がセカンドボールを拾ってくれたので、入れてくるボールに対して僕ら(DF陣)も強く行けた。はじいたボールを拾ってくれたので押し返して攻撃につなげることができた。今まではそれを拾われていたので、コンパクトにできて良かった」

―大分は選手交代後に勢いが出た
「2ボランチも出てきて、僕たちは3バックなので脇を狙われた。(相手の)FWが動くようになって流動的になり、そこ(ワイド)を使われて押されてしまった」
―後半は大分ペースになった時間帯も
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「失点したあたり(の時間帯)はプレスが掛からず、自分たちで後ろが重い形を取ってしまった。相手のやりたいこと、使いたいスペースを使われた。ただ、しっかり(西野)奨太や(髙尾)瑠くんが脇のところに出てくれてカバーとチャレンジをできた。ボランチも戻ってくれるので、相手のやりたいことを潰せました」
―宮澤が入って落ち着きが出た
「ボランチのところでバランスを取ってくれた。相手が動いてくる分、数的同数になることも多かったが、気を利かせて落ちてきてくれた。サイドが上がってるところのカバーもしてくれたので、相手陣地(にボールがある時点)で準備ができた」

―家泉が入ることでセットプレーの可能性が広がった
「今まではターゲットが少なかった。一発がないと勝負できない。自分が入ったときは全部自分に入れてくれと言っていた。きょうは1本決められた場面があったので、ああいうのを決めきりたい」
―さまざまな思いを抱えていたと思う。気持ちを出し切れたか
「そうですね。でも、その割には落ち着いてプレーできた。クリーンシートで終われたら良かったけど、試合を通して悪くなかったと思います」

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