ファイターズ
2025/11/07 17:00 NEW

【一問一答】松本哲也1軍野手コーチ 注目は同タイプの五十幡&矢沢「盗塁王を獲るためにもやっぱり…

野手コーチに就任した松本哲也氏(右)と栗山英樹CBO=撮影・岩崎勝

GG賞&新人王にも輝いたスピードスター

 日本ハムの1軍野手コーチに就任した元巨人の松本哲也氏(41)が7日、栗山英樹CBO(チーフベースボールオフィサー、64)とともに就任会見を行った。一問一答は以下の通り。

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―(冒頭あいさつ)

松本コーチ「このたび、来季より北海道日本ハムファイターズの野手コーチを務めることになりました松本です。よろしくお願いします」

栗山CBO「皆さま、本当に雪が降る中、お集まりいただきましてありがとうございます。チームにとって本当に今年も悔しい思いをしている中、ある意味、頑張ったところもありますけど、その足りないピースを確実に埋めていきながら、とにかく来年、勝ち切れるようにというところで進んでいます。その中で特に、僕は松本コーチが松本選手の時代に結構、取材をさせてもらいましたけど、走塁という野球を一番、考えなきゃいけないところで一番、考えながら、ジャイアンツの中で頑張って試合に出られるところまでやってきた。その過程も見させてもらってますけど、そういった、やっぱりきちんとしたことが、きちんと普通のようにできるような、(新庄)監督の思いもありますけども、そういったところを補ってくれるというふうに信じて、今回、チームに来てもらいました。ぜひ皆さんに、いろんなところで応援してもらいたいというふうに思いますので、よろしくお願いします」

―きょうが初日になる。チームに合流して、その雰囲気などをどのように感じましたか
松本コーチ「そうですね、本当、若い選手がファイターズには多くて、活気のあるチームだと外から見ていました。実際にきょう入ってみて、元気もあって楽しそうにやっていたので、すごいなじみやすくできそうだなと思います」

―ベンチの中でいろいろな選手と握手をしたり、伊藤と話をしたりしていた。横尾コーチと長い間、話をしている場面もあったが、印象に残った会話は
松本コーチ「やっぱり横尾コーチといろいろ話をさせていただいたんですけど、選手個人個人がいろいろ考えながら取り組んでいるということは聞けたので、本当に個人個人をしっかり伸ばすこと、自分の長所、短所はすごい分かっていると思うので、そういったところに僕も入って、少しでも選手の力になって来年、勝つ、日本一を目指してやっていきたいと思います」

横尾コーチ(奥)と会話する松本コーチ=撮影・松本奈央

 

―栗山CBOへ。松本コーチの就任経緯は
栗山CBO「とにかく、シーズンが終わりに近づいていく中で、プレーオフの戦いを含めて足りないものは、現場の監督、コーチの要望も含めて聞く中で、野球、例えば、守りだったりとか走塁だったりとか、一番、考えてやらないとうまくいかないところを充実させなきゃいけないということが、1つテーマとしてあったので。そういう中で球界全体を見渡して、そういうところがきちっとできる人は、みんなで話し合って、お願いに至ったわけですけど、本当に良かったなという。ちょっと申し訳ないですけど、タイミングがずれるとね、なかなかこういうユニホームを着ている時って、うまくいかないところもあるんですけど、そういったことも含めて、ほんとにタイミングが抜群にバッチリ合ったので、良かったと思います」

―「野手コーチ」の役割は、総合的な指導をするということか
栗山CBO「そうですね。まずは見てもらって。やっぱり中に入るのと、外から戦っている感じは違うはずなので、まずじっくり見てもらった中で、アドバイスできる、ここはこうした方がいいっていう意見も欲しいし、そういったものの中で広げておいた方が。最初、松本さんはすごい良い人なので気を使われると思ったので、幅を広げながら、とにかくこっちとしてはお願いしますよと。全体的に見てもらいますよ、というところもあるんで。そういうふうな形になったということですね」

―松本コーチへ。日本ハムから打診があったときの気持ちは
松本コーチ「そうですね、まさか打診があるとは思わなかったので、正直びっくりしたのが、まず第一印象です」

―これまでは巨人一筋だったが、他球団でコーチに就任する葛藤などは
松本コーチ「でも、自分にとってジャイアンツ以外の球団っていうところで新しい挑戦、新しい経験にはすごいなると思ったので。すごい前向きになりましたし、これからそうやってジャイアンツで経験してきたことを、しっかり伝えていきたいというふうに思います。これから新しいことを自分も学ばなきゃいけないし、学べると思うので、そういったところで成長できて、それで選手たちを成長させれるようにやっていきたいなと思います」

―野手コーチという立場については
松本コーチ「野手コーチということで、全体的に見なければいけない、見られるようにと思っていますし、各担当にコーチはいますけど、その中で自分もサポートしながら。足りない部分であったり、そういったところを見極めながら。やっぱり細かいプレー、自分もそういう細かいプレースタイルだったので、そういったところをしっかりしていって、チームが勝つためにどうしたらいいのかを考えながらやっていきたいと思います」

―現役時代も含めて、日本ハムの印象は

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