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2025/11/02 19:05 NEW

矢沢宏太 来季も野手専念 レギュラー奪取へパワー強化「体が大きくなった時に世界が…」

外野の特守を終え、森本コーチ(左から2人目)からアドバイスを受ける矢沢(同3人目)=撮影・小田岳史

■秋季キャンプ(11月2日、エスコンフィールド北海道)

飛躍を遂げたプロ3年目シーズン

 日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(25)が来季も野手一本でペナントレースに挑む。プロ3年目の今季はキャリアハイとなる86試合に出場。今オフに心身両面を鍛え上げて、来季はレギュラー奪取を期す。

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 秋季キャンプ3日目となったこの日は、全体練習終了後に万波、水谷とともに外野の特守を敢行。フェンス際の打球をジャンピングキャッチして球場を沸かすなど、今季の成長ぶりをエスコンに詰めかけた1万2500人のファンへ披露した。

 「去年の秋季キャンプから、しっかり外野手としてやり始めて、この1年で手応えを感じる部分もありました。だからこそ、どんどん上のレベルに、もう少しこういうことができたらいいな、というのも増えてきています。求められるレベルがだんだん高くなってきているのも感じますし、その期待に応えられるようにやっていきたいなと思います」。着実にレベルアップできていることを実感している。

外野の特守でジャンピングキャッチする矢沢

 

負傷離脱も乗り越えて

 投打二刀流を封印し、野手一本で挑んだ今季は、ルーキーイヤー以来2年ぶりとなる開幕1軍入りを果たした。さらに開幕戦のスタメンにも名を連ねた。以降も着実に出場試合数を積み重ねていったが、4月16日のロッテ戦で、左翼への大飛球を追いかけてキャッチした後、フェンスに激突。左太ももを負傷して約1カ月の戦線離脱を強いられた。

 それでも5月下旬に復帰を果たすと、そのまま1軍でシーズン終了まで戦い抜いた。「けがで1カ月離脱してしまいましたけど、その1カ月以外は1軍にいることができましたし、リハビリも最短で終わらすことができて。リハビリ期間中もファームで打ってきたから、1軍に上がれたと思います」

打撃練習する矢沢

 

林ヘッドも期待がゆえのアドバイス

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