河合竜二CRCがGMに就任
闘えるチームづくりをしていきたい
北海道コンサドーレ札幌は7日、河合竜二CRC(コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン、47)が12月12日付でゼネラルマネジャー(GM)に就任すると発表した。同職は今年4月に前任の三上大勝代表取締役GM(54)が退任してから不在だった。
クラブOBの河合CRCは現役時代、2011年に横浜Mから札幌に加入。移籍初年度から5年間主将を務め、主にCBやボランチを務めた。18年を最後に現役を引退し、CRCに就任。22年からは⼀般社団法⼈コンサドーレ北海道スポーツクラブのスポーツダイレクターも兼任し、女子の北海道リラ・コンサドーレや、バドミントン、カーリングチームの統括も担った。今年4月からは株式会社まちのミライの代表取締役社長も務めている。
【重圧掛かる最終盤。今一度、フットボールの楽しさを味わって《河合CRC竜の眼》】
河合CRCはクラブを通し、(全文)「ファン・サポーターの皆さま、そしてパートナー企業の皆さま、日頃より多大なるご支援をいただき、感謝申し上げます。この度北海道コンサドーレ札幌のゼネラルマネージャーに就任することになりました河合竜二です。私のミッションはまずJ1リーグへ昇格することです。そのための短期、中長期の具体的な指針を示していくことが大切な仕事の一つであると思っております。そして、『走る、闘う、規律を守る。その笑顔のために。』というフットボールフィロソフィーをチーム一丸となって体現していくことが最重要課題だと考えております。そのためには、練習からフィロソフィーの意識付けが大切になります。選手、スタッフ一人一人に対してコミュニケーションをとりながら闘えるチーム作りをしていきたいと思っております。私自身、現役を退いてからクラブと地域の皆さまを繋ぐという意味合いを持つ役職、C.R.C(コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン)として道内全域の皆さまと交流をすることで、改めてこのクラブは北海道の方たちにとって、なくてはならない存在だと強く感じることができました。クラブの成績はもちろん大事なことですが、より北海道の皆さまに愛されるクラブになることがこの先のクラブの未来を創る過程で重要だと考えております。今後も数多くの困難が待ち受けていると思いますが、北海道コンサドーレ札幌の未来の為に、選手、スタッフ一丸となって皆さまと共に進んでいきたいと思っております」とコメントした。
■石水創代表取締役社長のコメント
「この度、河合竜二氏がゼネラルマネージャーに就任いたします。2011年よりクラブに在籍し、選手・スタッフとして長年クラブを支えてきた同氏は、豊富な経験と強い責任感を併せ持つ人物です。また、クラブフィロソフィーである「走る、闘う、規律を守る。その笑顔のために。」を現役時代から体現してきた方で、クラブがこの30年間で築き上げてきた価値観を大切にしている方の一人です。現在、クラブが直面する厳しい状況においても、河合ゼネラルマネージャーと共に、中長期的な視点で〝強化〟と〝経営〟の両輪を力強く推し進め、持続的な成長を目指してまいります。ファン・サポーター、パートナー企業、そしてすべての関係者の皆さまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」