コンサドーレ
2025/11/03 05:00 NEW

J2残留確定の札幌・石水社長 組織のスリム化へ「経営なので当然、動き出している」

来季の構想について話した石水社長

J1復帰は早くても27-28年シーズン

 北海道コンサドーレ札幌は2日、敵地で千葉に敗れ、1シーズンでのJ1昇格の可能性が潰えた。2026年の特別大会は昇降格がなく、札幌のJ1復帰は早くても27-28年シーズンとなる。25年度に8期連続の最終赤字が見込まれるコンサドーレは、経営と人員のスリム化を急ぎ、組織の立て直しを目指す。

【コンサドーレ 関連ニュース一覧】

 J2残留が確定し、その目は来季へと向けられた。石水創社長(43)は「経営なので当然、動き出している。今年は膿を出し切る1年で、損切り(と考える)。予算は削らないといけないが、クラブが引き継いできた人を大事にする、ファミリーというところは外せない。将来を見据えて、来季もう1度戦えるように責任を持ってやっていきたい」と話した。

11月2日の千葉戦に敗れて今季のJ1昇格が消滅し、サポーターにあいさつする札幌の選手たち

 

 今季はJ2トップクラスとなる約20億円の強化費を予算立て、最短でのJ1復帰を目指した。6月の特別ウインドーでは宮、浦上、マリオの3選手が加入。積極的な補強策でチームの強化を図った。

「J1クラスの強化費だったけど、使っているところの中身は…」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい