【一問一答】石井一成 国内FA権行使を表明「本当に残りたい気持ちもある。その中で使える権利をー」
国内FA権の行使を表明した石井
来季プロ10年目の生え抜き内野手
日本ハムの石井一成内野手(31)が7日、エスコンフィールド北海道で報道陣の取材に応じ、国内FA(フリーエージェント)権を行使すると表明した。同日に申請書類を提出。日本ハム側からは好条件の提示を受けており、今後は宣言残留も視野に入れながら他球団と交渉していく。一問一答は以下の通り。
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ーFA権についてどう考えているか
「申請書は提出させていただきました」
ー本日か
「先ほどです」
ー決断に至る経緯は
「ファイターズからはいい提示をしていただいて本当に感謝していますし、自分の権利があるので、ほかの球団の評価を聞いてみたいという思いで提出させていただきました」

ー試合にもっと出たいという思いか
「そういう思いというよりは、権利を行使できるタイミングが今だと思ったので。ほかの球団からどう見えているのか気になったので。聞いてみたいという思いで提出しました」
ーチームメートなどに相談したりは
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「相談はあまりしていないですけど。行使できる選手というのはプロ野球の中でも少ないと思いますし、出させていただいたことはありがたい。そのタイミングかなと思って」

ー宣言残留を認めてくれている
「はい」
ーどういうところを考えるポイントに
「提出期限もあったので、提出させてもらってから、ほかの球団もあれば、ゆっくり聞いてみたいですし、うちも本当にいい契約を出してもらったんですけど、ほかのところも聞いてみたいという思いです」
ーファイターズ側からはどのように声をかけられたか
「本当に残ってほしい、ということは最初に言っていただいて。戦力として見ているとも言っていただいたので。うれしいことですし、本当に残りたい気持ちもあるので。その中で使える権利を使おうかなという感じです」
ー宣言後、何を決め手にして判断するか
「一番は出場機会というか。試合に出られないと面白くないので。そういうことはうちの球団にも伝えたいですし、そういう部分も交渉していければと思います」

ー年齢も考慮して権利行使を決めたか
「去年、残留させてもらって今年、試合に出させてもらって。31歳になったので行使するタイミングかなと。32歳でするより、いいのかなと」
ー12球団全てが交渉の対象になりそうか
「そうですね。来ていただければありがたいです」
秋季練習で笑顔を見せる石井