ファイターズ
2025/11/05 18:35 NEW

達孝太 「たいした賞じゃないやろ(笑)」から心境が変化。新人王を欲したわけはー

グラウンド外周を走る達=撮影・桜田史宏

■秋季キャンプ(11月5日、エスコンフィールド北海道)

有力候補の4年目右腕

 日本ハムの達孝太投手(21)が資格を有する新人王の価値について持論を語った。

 今季は先発ローテーションに入り、8勝を挙げるなど飛躍を遂げた。シーズン当初は全く頭になかったが、心境は変化。台頭した若手に贈られる賞を欲するようになったわけは―。

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各リーグからたった1人の栄誉

 春先にさかのぼる。高卒4年目右腕は5月、満を持して1軍昇格した。新人王には無頓着で「最初は新人王の仕組みをあまり知らなくて。そんなんあるんだ、みたいな。よく分かっていなかったです。ルーキーだけのものかと思っていました」と笑って振り返る。

 最優秀防御率、最多賞などの個人タイトルや沢村賞などは、年齢やキャリアに関係なく、目指すことができる。対して新人王は1軍経験の少ない若手限定。自らが対象になると言われても、ピンと来ていなかった。ある意味で、重みを誤認していた。「(受賞資格があると)シーズン序盤に分かって。その時は全然なんとも思わなかったです。たいした賞じゃないやろと(笑)。でもよくよく周りの話を聞いてみたら、(各リーグから)1人しか選ばれないと。これは、なかなかすごいんじゃないかと思い直しました」

ライバルも強力な面々

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