高校野球
2025/11/01 20:30

年末の台湾遠征へ北海道選抜が始動 駒苫エース・村田「必ず3勝して北海道に帰ってきたい」

日台国際親善試合に出場する北海道選抜の小野主将(前列左から3人目)ら1、2年生20人=撮影・西川薫

札幌市内で結団式

 12月23日から28日に台湾で行われる「日台高校野球国際親善試合」に出場する北海道選抜20人の結団式が1日、札幌市内で行われた。選抜チームの主将は、北海の小野悠真主将(2年)が務めることが決まった。

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 選抜チーム初練習は、激しい雨の影響で、江別市内の高校の室内練習場で投内連係や、けん制、サインプレー、ノックやバッティングなどのメニューを消化。札幌中心部のホテルで保護者を含めて結団式と懇親会が行われた。道高野連によると、北海道選抜チームの海外遠征は2002年にカナダ・アルバータ州への遠征以来24年ぶり2度目。チームを率いる札幌日大高の森本琢朗監督(44)は「素直な子が多い印象。各チームの監督さんには、状況説明やお願いとかもしなければいけないと思っている。きょうのミーティングで2カ月後の12月末の試合に向けて準備をしてきてほしい、ということと、あしたも含めてしっかりコミュニケーションを取って、選手に求めていることや、やってきてほしいことなどを個別に伝えたい」と、選手を送り出した各校の指導者とも綿密に連携を取っていく構えだ。

小野主将「自分の成長にもつなげたい」

 主将は森本監督が指名。「北海高校という名門で主将をやっているし、彼のこれまでの実績とか行動、大舞台での強さを踏まえて小野君にお願いしました」。指名された小野主将は「最初はビックリしたんですけど、北海道代表の主将なので、うれしい気持ちはあります。九州のチームと台湾のチームと試合ができる。レベルが高いので、いつもと違った状況の中での試合で、自分の成長にもつなげたい」とチームをまとめる。

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