高校野球
2025/08/06 19:45 NEW

北海の元Fジュニア2年生トリオが再び大舞台へ【夏の甲子園】

北海の小野、三澤、山田(左から)は元Fジュニア=撮影・西川薫

小野、三澤、山田 中学で離れて再び集結

 10日の全国高校野球選手権1回戦で東海大熊本星翔と対戦する、南北海道代表・北海は6日、兵庫県伊丹市内で約2時間、汗を流した。メンバーには春にエースナンバーを背負った小野悠真投手(2年)、三澤拓己内野手(2年)、山田陽揮内野手(2年)の2020年日本ハムファイターズジュニアトリオ。小学生時代から大舞台を知る3人が、10日の1回戦へ意気込んだ。

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 小学校の時に交わした約束を果たす時がやってきた。中学は別々のチームに分かれたが「甲子園に出て日本一になりたい」という夢を叶えるため、1年半前に今回はベンチ外の中倉悠生(2年)と、16人中4人が再集結した。小野は春はエースとして、春季全道3連覇に貢献。夏は背番号10を背負い、札幌支部予選から南北海道大会2回戦まで4試合連続で先発するも、エスコンで行われた2試合は登板機会がなかった。「しっかり体調管理してコンディションを整えて、まずは初戦にマックスでいけるように頑張りたい」。再び勝利の方程式に食い込み、2大会連続の初戦突破に貢献することを誓った。

「3年生に頼りすぎず2年生も活躍できたら」

 三澤は一塁手として今春から全試合スタメン出場。春は5、6番を担っていたが、夏は「2番・一塁」に定着した。三澤自身は南大会では16打数3安打に終わり「南北海道大会は2年生も多く出ていたが、やっぱり3年生のおかげで勝てた部分が大きいので、甲子園では3年生に頼りすぎず、自分たち2年生も活躍できたら」と、巻き返しに燃えている。

夏は「2番・一塁」に定着した三澤内野手

 

チーム1、2を争う俊足・山田は「足や守備生かしたい」

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