福島蓮 初の合同自主トレ参加へ 入門先は「北の方に行きます」
初の合同自主トレ参加を決めた福島
エスコンでの1軍秋季キャンプに参加中
日本ハムの福島蓮投手(22)が来季へ向けて着々と準備を進めている。
10月31日から、エスコンフィールドで行われている1軍秋季キャンプに参加中。ブルペン入りはしていないが、キャッチボールで変化球に改良を加えるなど、精力的に汗を流している。
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インパクトを残した4年目シーズン
CS(クライマックスシリーズ)での快投は記憶に新しい。ファイナルステージ第2戦の先発に抜てきされると、七回までソフトバンク打線をわずか2安打の無失点に抑え込んだ。八回に走者を2人出して降板し、結果は2失点で負け投手となったが、来季のさらなる飛躍を予感させた。
10月16日、CSファイナルステージ第2戦に先発した福島
今季はキャリアハイの5勝を挙げて無敗。防御率2.25と好成績を残した。一方で、前半の出遅れが響き、登板数(8)とイニング数(44回)はともに昨季を下回った。「来年は1年間、投げ続けたい」と、今後は体力強化に力を注ぐつもりだ。
チーム〇〇への入門を宣言!
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レベルアップを目指し、オフは環境を変える。例年は鎌ケ谷を拠点に自主トレを行っていたが、来年1月はエスコンフィールドで合同練習を行う〝チーム白井〟の門を叩く。北海道、東北地区を担当する白井スカウトにお世話になったメンバーが集結しており、昨年は伊藤、金村、根本、松本遼の4人で切磋琢磨していた。「チーム白井に入会します。シーズン中に、(伊藤)大海さんにお願いしました。エスコン、行って良いですか? って言ったら、『いいよー』って(笑)。『場所だけ一緒に使うだけだから、別に一緒に何をやるわけではないよ。(個人でやる)自主トレみたいな感じだよ』と言っていましたね」。
前回のチーム白井のメンバー。前列左から松本遼、根本、後列左から伊藤、金村=提供写真
実は、今年1月にすでに〝招集〟がかかっていた。「去年、(自主トレの)途中で電話が来たんですよ。僕は1月、こっち(鎌ケ谷)にいて、大海さんから急に電話がかかってきて『おまえ、なんで来ないの?』って。いやいや、誘われていないですと(笑)。なんで来ないの? って言われて、いや誘ってくださいよ、と言った気がします。金村さんにも『来いよ』って言われて、誘われてないですと。そこでも、来年は行きますと言っていましたね」。
伊藤(右)と会話を交わす福島
地に足を着けてさらなる飛躍へ
本拠地の理想的な環境を生かし、勝負の5年目に備える。
「やることはあまり鎌ケ谷と変わらないです。メリットは、場所が変わるぐらいです。スタッフさんもいてくれて、ウエートもちゃんとできるので」。誰かと一緒に練習することで、うまくなるとは思っていない。互いに刺激し合いながらも、自分がやるべきことを突き詰めていくつもりだ。
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