ファイターズ
2025/10/16 23:10 NEW

福島蓮 ソフトバンクを圧倒 エスコンで達に見せた〝さりげない優しさ〟とは

七回を無失点に抑え、ガッツポーズの福島=撮影・松本奈央

2025  パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第2戦 日本ハム0-3ソフトバンク(10月16日、みずほペイペイドーム)

敗戦の中で見せつけたハイパフォーマンス

 日本ハムの福島蓮投手(22)がソフトバンク打線を圧倒した。

 CS(クライマックスシリーズ)初先発で、自己最長となる七回⅓&最多の125球を投げ、一度もホームを踏ませないまま降板。残した2人の走者をかえされ、2失点で敗戦投手となったが、敵地に強烈なインパクトを残した。

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尻上がりの調子も降板シーンを猛省

 立ち上がりは「状態自体はあんまり良くなかった」と振り返ったが、言葉とは裏腹に三回まで完全投球。その後は「立て直せて、徐々に良くなっていった」とさらに調子を上げた。強敵を相手に、許した安打はわずか3本。七回には圧巻の3者連続三振をマークするなど、10奪三振と躍動した。

 悔やんだのは、八回の先頭で山川と対峙(たいじ)した場面。3球目のカーブを捉えられ、三塁強襲の内野安打で出塁を許した。犠打、四球で1死一、二塁となり、2番手・上原にバトンを託したが、先輩左腕が続く柳田に決勝3ランを浴びた。福島は「八回の先頭を出したのが全て。反省します」と責任を背負った。

普段は優しいナイスガイ 

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