伊藤大海 若き両腕・達&福島に太鼓判「あの2人は心臓に毛が生えているので(笑)」
キャッチボールなどで調整する伊藤=撮影・中田愛沙美
15日からCSファイナルステージ
日本ハムの伊藤大海投手(28)が14日、エスコンフィールド北海道でキャッチボールを行うなど調整。15日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦に先発する達孝太投手(21)、2戦目を託されることが予想される福島蓮投手(22)の活躍に太鼓判を押した。
伊藤(右)と言葉を交わす達
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ともにCS初先発の若き右腕へアドバイス
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高卒4年目の達は初めてのCS、同期の福島は昨年、リリーフでの登板はあるものの、初先発することになりそうだ。11日のファーストステージ初戦で7回無失点と好投し、勢いをもたらしたエースが、自身の経験をもとに若き両腕へアドバイスを送った。
「興奮するなと言ったら、しちゃうので。(自身は)去年それが力みにつながって、うまくエネルギーに変えられなかった」。
伊藤は昨季、ソフトバンクとのファイナルステージ初戦まで〝温存〟され、六回途中4失点。「(初回から)ガッと入りすぎて。ファーストステージ投げないでファイナルに行ったので若干、置いてかれている感があったので。その分、ガッといこうかなって。全部、ボールが中に入ってしまった」と難しさを痛感した。それだけに、いかに冷静さを失わずに投げられるかをキーポイントに挙げた。
投手練習に参加し、達(右奥)、福島(左奥)と笑顔で言葉を交わす伊藤(右)
直前の声かけも想定
心配はしていない。この日の練習でも、達、福島は終始リラックスムード。「あの2人は心臓に毛が生えているので(笑)。全然、大丈夫だと思う。あしたの様子を見ながら、声をかけられたら、かけたいです」。状況に応じた声かけで、大一番に臨む後輩たちをサポートするつもりだ。
