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2025/10/07 15:50 NEW

【一問一答】伊藤大海 独自のメソッドを確立「挑戦してみたい人が他球団にいたら、ぜひ直接、連絡してください」

レギュラーシーズンの総括、ポストシーズンへの意気込みなどを語った伊藤=撮影・桜田史宏

エースの役割を果たしたレギュラーシーズン

 日本ハムの伊藤大海投手(28)が7日、報道陣の取材に応じ、レギュラーシーズンの総括、ポストシーズンへの意気込みなどを語った。プロ5年目の今季は先発陣の柱として、27試合に登板し、14勝8敗、防御率2.52。2年連続でリーグ最多勝に輝き、自身初となる最多奪三振のタイトルも獲得した。会見での一問一答は以下の通り。

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―2025年シーズンを振り返って
「去年より悔しいシーズンだったかなと思います」

―悔しさはどのあたりで感じているか
「去年は(リーグ優勝したソフトバンクと)かなりなゲーム差もあったんですけど、今年の方が届きそうで届かなかったという印象なので、あの1球がとか、あの1敗がとかっていうのが今年の方が強く感じるかなと思います」

―プレーしていて感じた差は
「難しいですけど、ここぞで取りきれなかったとか、小さい差ではあったと思うんですけど、それが大きな結果につながってしまったので。こうやりきれていない悔しさというか、そんな感じですね」

―2年連続の最多勝、最多奪三振と投手2冠。成績はどう感じている
「それも去年の方がうれしかったというか、それ以上の、チームとしてのタイトルが欲しかったというのが正直なところなので。もちろん光栄なことではありますけど、あまりそこに対してうれしさはないかなと思います」

―ピッチングを振り返って。今年はストレートの割合が多く、球速も平均150キロ出ていた
「ストレートに対してのこだわりはありますし、ボス(新庄監督)も監督になってからずっと四球のことは言っていたので、自分の中の打開策としてゾーンの中で勝負できるっていうところに着目していた。それが空振りが取れる、ファウルが取れるストレートがあっての変化球だなと僕はたどり着いたので。それをこう、自分でこうイメージしていた部分だったので、今年の目標というか自分の設定で、三振180個以上と四球30個以内と考えていたので、そういうところを体現できたのは良かったです」

―奪三振(195個)、投球イニング(196回⅔)とキャリアハイ。シーズン通してここはできた、この数字は伸ばしたいというところは
「さっきの話と矛盾はするんですけど、ゾーンの中で勝負していく中で被本塁打が多かったのが反省点としてありますし、逆にそれが致命的な失点になったり、防御率の悪化にもつながった。そこはこの後のCS(クライマックス・シリーズ)を含めて課題にあると思うので、考えながら取り組んでいきたいなと思います」

―15勝は意識していた
「もちろん達成したかったですし、去年の自分自身の数字を超えられなかったというところで悔しい思いはありますね」

―ソフトバンクのモイネロ投手との投げ合いが多かった。エース級と投げ合うことへの覚悟

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