ファイターズ
《鶴岡慎也のツルのひと声》福島は新たな投球パターンに手応えを感じただろう

■2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第2戦 日本ハム0-3ソフトバンク(10月16日、みずほペイペイドーム)
敵ながらアッパレの有原
打線は効果的な一本が出なかった。ただ、有原はさすがの投球を披露した。チャンスはつくった。だが、そこからのピッチングは見事だった。7番の郡司は四、六回と得点圏に走者を置いた場面で打席に立ったが、内角へのツーシームで封じ込められた。郡司に限らず、右打者へのこのボールが実にいいところに決められた。
新庄監督の起用は?
こういう展開はペナントレース中にもあった。そういう試合もある。あとがなくなったファイターズ。次戦はとにかく打つだけ。この日に限ってはホークスの強力投手陣をたたえるしかない。
打線で絶不調に陥っている選手はいない。レイエスは好調を維持している。この日、先発したマルティネスも2安打をマークした。あとは新庄監督がどのような組み合わせを見せるか。各打者もある程度、狙い球を絞り、配球も読みながら打席に立つべきだ。