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2025/10/31 17:00 NEW

【トム・ブラウンの生態調査】#5 犬も喜ばせたキングオブコント

 

決勝は7位に沈むも爪痕は残した

 「トム・ブラウンの生態調査」第5回は、初めて挑んだ「キングオブコント2025」決勝を振り返ってもらった。順位は10組中7位に終わったが、SNSのトレンドにも上がり、犬をも虜にするネタで爪痕は残した2人。決勝の反省や、審査について、はたまた普段のネタ作りに対する向き合い方や、移動時にできた隙間時間の活用法などを聞いた。

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僕らの楽屋は全組落ちました(笑)

―キングオブコント、お疲れ様でした。初の決勝はいかがでしたか

布 川「M-1とは雰囲気がまた違う感じがしましたね。楽屋でもみんな仲良く、ずっと喋っている感じですね。M-1でもみんな喋るんですけど、ちょっと緊張がずっと続く感じがある。キングオブコントは、本当にみんながワイワイしている感じでしたかね。2つ楽屋があって、僕らの方の楽屋は全組が落ちました(笑)」

みちお「1週間前ぐらいは緊張しないだろうって思ってました。漫才と違って、役になり切れるし、大丈夫だろうと思っていたら、2日前ぐらいから、めちゃめちゃネタが飛んで(笑)。『ヤッバ』というぐらい飛びました。緊張してないって自分に言い聞かせていたけど、本当は緊張しているんだと思って、器から何かが溢れたような感じがしました。『緊張してるダメなやつだ』『間違えるかも』と受け入れてから少し楽になって、本番もテンション上がってるぐらいで落ち着けたのかなと思って」

布 川「骨のところ間違えていただろ!」

みちお「実際やってみたら、骨のボキボキっていう音が鳴り切ってから『立てるようになったよ』と言わなきゃいけないんですけど、骨のボキボキが鳴っている途中で喋り始めたことを、彼は今、指摘してます」

布 川「何か『できたよ』みたいな感じで喋ってるから。できてないから」

みちお「実際、ネタをやり始めたら、ちょっと掛かっちゃったのかなという感じはしましたけど、M-1よりは掛からずにできたのかなっていう感じですね。でも、掛かってはいました(笑)。でも賞レースでネタをやった中で一番、お客さんが笑ってくれた感じがあったので、やってる瞬間はすごく楽しかったですね。点数が出て、すぐ楽しくなくなりましたけど(笑)」

批判されると思いきや…犬が喜んだ

―Xではトレンド入りしていました

みちお「飼っている犬が反応していたと。そんなことあります?(笑)」

―さすがに犬が反応することは想像していませんでしたか

みちお「してないです、してないです(笑)。意味が分からなすぎますよ。犬が見てくれるネタ」

布 川「(漫画家の)つの丸先生が犬の漫画を描いてるんですけど、すごく褒めてくれました」

みちお「逆の方は少し想定していたんですけど。犬にできたおできが活躍しちゃうネタなので、犬好きの人から『犬がかわいそう』とか言われるかなと思ったら、逆の現象で『犬が喜んでます』とか『犬が吠えてる』とか(笑)。喜んでくれたから良かったなと。M-1の時もそうだったんですけど『なんだ、この猟奇的なネタは!』みたいなことを言うと思ったら、赤ん坊がなぜか反応する(笑)。思っていたことと逆になるなって、つくづく思います」

時間と共に受け入れていく審査結果 面白いことを貫いてやりなよ…

―コントを審査されることも新鮮でしたか

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