高校野球
2025/10/20 15:40 NEW

【プレーバック】秋季全道高校野球決勝 北照2-0白樺(10月20日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

13年ぶりの優勝を決めた北照=撮影・西川薫

 

北照が完封勝利で13年ぶり6度目V

 北照が一回、九回に1点ずつ奪い、完封勝利で13年ぶり6度目の優勝を果たした。

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 先発は、北照が準決勝まで3試合連続完投しているタフネス右腕・島田爽介投手(2年)、白樺は準決勝に先発したサウスポー・玉手瑛斗投手(2年)とエース対決でプレーボールした。

 一回、まずは北照が先制に成功した。1死から2つの四死球で好機をつくると、5番・畠山柊太右翼手(2年)が右前適時打。主導権を握った。白樺もその裏、先頭の1番・横田晃大中堅手(1年)が左中間を破る二塁打ですぐに反撃態勢。しかし2番・金井瀬那二塁手(1年)が犠打失敗。後続も倒れ、同点機を逸した。

 北照は九回まで1安打ずつ毎回安打も二回は2死一、二塁の好機に遊ゴロ、三回、四回は得点圏に走者を進められなかった。五回は2死から3番・長谷川世和一塁手(2年)の内野安打と暴投、四球で一、三塁と追加点の好機だったが、ここで白樺は本格派右腕・鎌仲賢吾(2年)を救援のマウンドへ。北照の横掘倖世捕手(2年)は捕邪飛に討ち取られ、白樺はピンチを脱した。

 白樺の打線は一回から八回まで6安打。走者を出しながらも、得点圏に走者を進めたのは4度のみと攻めあぐねた。

 白樺の2番手・鎌仲は九回、先頭打者に死球を出して3番手・窪田侑投手(1年)に交代。犠打と左飛で2死二塁となると、北照はそれまで3度の得点機など4打席無安打だった6番・横堀が中前に抜ける適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。白樺はその裏、この日3度目の3者凡退に終わり、最後まで島田を打ち崩すことができず。6年ぶりの優勝には届かなかった。

監督コメント、投打成績、写真は以下▼

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